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大ヒット公開中!「64ーロクヨンー後編」舞台挨拶に、佐藤浩市さん、夏川結衣さん、瀬々敬久監督が登場!

2016年06月17日 08:00 by 筒井あや

『半落ち』『クライマーズ・ハイ』など数々の傑作を生み出してきた横山秀夫が7年ぶりに世に放った衝撃作『64(ロクヨン)』は、2012年「週刊文春ミ ステリーベスト10」第1位、2013年「このミステリーがすごい!」第1位などに輝き、瞬く間に文壇を席巻。そんな究極のミステリーが、日本映画界を代表する超豪華オールスターキャストによって、前後編2部作のエンタテインメント超大作『64-ロクヨン-前編/後編』として映画化され、物語のクライマックスとなる後編が公開されました。

舞台挨拶に登場した佐藤浩市さん、夏川結衣さん、瀬々敬久監督が、作品の魅力について熱く語ってくれました。

——前編、後編、それぞれに作品の魅力をお話しいただけますか?
佐藤:前編はサスペンスというよりは人間ドラマです。組織の中で人間がどう生きるか、人は歳を重ねるほどに多面的になっていきますし、日本の社会で生きること、組織の中で生きること、それが当たり前なんだけど、そのキツさ、辛さは当人にしか解らない部分もあります。後編は、(前編と)映画の色合いを変えず、ギアが2段にも3段にもシフトアップして、ある種疾走感の中、ドラマは進んでいきます。原作とも違う着地点をみんなで求めて、そこに行き着きました。それをみなさんがどう思われるか、観ていただいて、判断していただきたいと思います。

夏川:前編は後編に向かうための伏線がたくさん敷かれていましたし、後編をご覧になった時に、(前編の)あれはこういう意味だったんだ、とか、色んな発見があると思います。前編をもう一度前編を観ていただくと、色んな俳優さんが演じられていたお芝居はこれのためだったんだ、というのも楽しめると思います。

——この昭和64年を描くにあたって、大事になさったことは?
瀬々監督:それは全編通してのテーマではありますが、やはり天皇陛下が亡くなって、歌舞音曲を廃され、日本全国が沈鬱なムードの中にいた、そういう雰囲気の中で誘拐事件が起こった、そのムードは大切にしようと思いました。被害者のお父さんは、その時の時間の中で何かを忘れて来たように過ごしている、そういう心の重さは大切にして描きました。

——今だから言える撮影中のエピソードは?

瀬々監督:夏川さんには痩せろって言いました。ごめんなさい!(笑)。照れくさいですけど、佐藤浩市さんがいたからこの映画はできた、と思っています。これだけの俳優さんたちが出演して頂けたのも、それをまとめてくださったのも浩市さんですし、すごく責任重大な中でこの映画を背負ってくれたということは感謝していますし、佐藤浩市さんがいなかったら出来なかった映画です。ぜひそれは後編にも映っていると思います。

——最後にこれから映画を観るファンの方に一言お願いします。

瀬々監督:後編、楽しみに観てください。そして前編にどんな伏線が散りばめられていたのかな?と気になったら、もう一度見直してください。何度も観ていただきたくて作った映画です。ぜひご覧ください。

夏川:後編は、私も映画館でもう一度、観たいと思うくらい面白かったので、前編ももう一度観ていただけたらと思います。よろしくお願いします。

佐藤:後編で色んな人の色んな思いが交錯します。それをやっと観ていただけることになりました。前編、後編に分けたので、みなさんをお待たせしてしまうことになったのですが、4時間ぶっ通しで観ると、また違う感慨があります。それもぜひ試してみてください。

 

映画『64ーロクヨンー後編』は、TOHOシネマズ天神ほかにて絶賛公開中!

 

 

 

取材・文:筒井あや
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