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福岡出身のクールビューティー!映画「虎影」しいなえいひさんインタビュー

2015年07月10日 12:00 by JUN

現在、T・ジョイ博多で絶賛公開中の映画「虎影」で、斎藤工さん演じる主人公・虎影と対立する忍者の女首領、東雲幻斎役のしいなえいひさんにお話を伺いました。

福岡出身のしいなさんが“椎名英姫”の名前でモデルとしてデビューしたのは18歳の時。そして今や、女優としてだけでなくアーティストとしても活動中で、福岡在住でもの創りをしながら、映画の仕事の時には国内外へ旅立つというスタイルを長年続けていらっしゃいます。

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●完成した作品を観て
 西村監督とは、監督第一作目の「東京残酷警察」から数えて、もう7年前からのお付き合いです。西村監督の作品には必ず出ているという感じですね。R指定ではない、子供でも観られる映画というのは、西村作品では「虎影」が初めてなんです。西村監督ならではの“血みどろ”のシーンなども今回はソフトになっていて、完成作品を観た時には、根本的なところは変わらないと思うんですけど、今までとは違う新しさを感じました。ただ、シュールな世界観の中に笑えるところが散りばめてある点や、音楽とのマッチングなどは、やはり西村監督らしさが出ていますね。

●西村作品の裏アイコン!?しいなえいひの美学とは
 私の役割は、西村作品“らしさ”を出す役で、良くも悪くも私は“裏アイコン”。斎藤工さんがいわゆる看板を背負って出ていく役割だとしたら、私はアングラとメジャーを繋ぐ役割だと思っています。その期待値はすごく高いと思うんですよね。厳しいことを言うなら、しいなえいひは西村作品にずっと出ていて、“良くて当たり前”の存在。求められている絶対的な水準が高いところにあり、それを毎回超えなきゃいけないという意識があるので、そこに対する力加減は一切しません。ずっと出ているゆえに慣れているだろうと思われているかも知れないけれど、逆に作品を重ねるごとにハードルが高くなっているんですよね。もちろん、期待に応えるというラインも必要だと思います。例えば、私が最初にパッと映った時のイメージとして、ちょっと魔女みたいな(笑)、良くも悪くも普通の人じゃないような感じは求められていると思うので、それももちろん最低限必要なラインとして存在するけれど、そんな期待も良い意味で裏切り続けていけるかどうかがテーマというか。美学とまでは思いませんが、そういう部分は毎回プレッシャーがすごいですね。

●福岡在住の女優・アーティストとして、福岡の皆さんへ
 私は“女優として”というよりは、このクリエイターが好きだからとか、この監督が好きだから、一緒に組んで何かをやりたいという感覚の人なんです。ものを創ることは基本的に好きで、《しいなえいひビジュアルバム》というプロジェクトで、言葉と映像と日本の世界観をしいなえいひなりに表現した総合芸術をずっと続けています。それをいつか絶対に何らかのパッケージとしてかたちにして、皆さんに発表できたら良いなと思っています。
 福岡って、すごく良いハコだと思います。文化も風土も、新しいものと古き良きものとのバランスも良い街だと思います。私も福岡に住んでいて、もうちょっとホームグラウンドで何かできたら良いなと思っているんですが、なかなか繋がるきっかけが無かったりするので、どこかで出会えたら良いですね、という感じです(笑)。

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■「虎影」

【あらすじ】
虎影(斎藤工)は“忍びの世界で最強”の名を欲しいままにしていたが、6年前にその道を捨て、里の片隅で家族と共に静かに暮らしていた。しかし、妻と息子を人質に取られてしまった彼は、隠された財宝を記した二つの“巻物”を巡る、命懸けの争奪バトルに巻き込まれていく。愛する者を救う為、再び刀を抜くことを決意した虎影の前には、凄腕の刺客達が立ちはだかるのだった——。

【公開】T・ジョイ博多にて絶賛公開中

【オフィシャルサイト】http://www.torakage.com/
 
 




©2014「虎影」製作委員会

取材・文:JUN
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