グルメ

ドイツパンの魅力がさらに深まる

2015年02月21日 12:00 by 木下 貴子

今泉にあるベーカリー『BROT LAND』の2号店として、電気ビル共創館1階に同名のベーカリーカフェが誕生しました。『BROT LAND』は、ライ麦30〜100%配合のライ麦パン7〜8種類も揃うドイツパン主体のベーカリーです。麦の濃厚な旨味が味わえるライ麦パンですが、日本ではまだポピュラーではありません。「ライ麦パンをはじめとするドイツパンの美味しい食べ方を提案したい」というのが、代表の原田健生さんがここをオープンさせた目的の1つだといいます。

パンは全部で50〜60種類。今泉本店に併設する工場とはわずかな距離なので、焼き立てが随時運ばれてきます。ドライフルーツやクルミ、ヒマワリの種などが入ったライ麦パン、プレッツェル、カイザーゼンメルなどのドイツパンが目立ちますが、ほかにも食パン、バゲッド、クロワッサン、惣菜系のパンなど馴染みのパンもたくさん揃います。カフェではブレンドコーヒーやエスプレッソなどのドリンクメニューのほか、2月中旬からはモーニングやランチも開始。焼き立てのクロワッサンとヨーグルトがセットの「クロワッサンモーニング」(500円)や、パンに合う料理とパン3種がセットのランチ(パンはお代わり自由)などを用意します。もちろん、店で購入したパンを店内で食べることもできます。

家業の手伝いでドイツパン職人の通訳をしたのがきっかけで、ドイツパンに興味を持つようになったのが原点という原田さん。とりわけライ麦パンには思い入れがあり、ライ麦パンに使うサワー種はドイツから輸入して週1ペースでフレッシュな種を培養し続けるなど手間を惜しみません。「ライ麦パンはバターとの相性がとてもいいんです。バターをたっぷり塗ってそこに蜂蜜を重ねて塗ったり、チーズを乗せたり。シンプルだけど本当に美味しいパンの味を知ってもらいたい。それを通してドイツのパン文化も自然な形で伝えていければ」。今後、カフェの方ではそういったメニューを出そうと考えているそうなので、こちらも楽しみです。




【1】左がライ麦100%のパン「ロッゲンブロート」(340円)。福岡でもこのパンを作っているところは珍しい。右はヒマワリの種がはいったライ麦30%の「ひまわりブロート」(1個560円、1/2個290円)。
【2】ドイツパンでおなじみの「ラウゲンプレッツェル」(170円)。しっかりした歯ごたえで味わい深い一品。
【3】スタイリッシュで広々とした印象の店内。向かってカウンター左側がカフェスペースで、テーブル席が6つとゆったりした配置。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

BROT LAND BACKEREI & CAFE(ブロート ラント ベッカライ&カフェ)

住所 福岡市中央区渡辺通2丁目1−8  電気ビル共創館1F
TEL 092-716-0807
営業時間 7:30〜19:00
定休日 日祝日
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