グルメ

中華と焼鳥が1フロアに共存する

2014年12月23日 12:00

今年8月に大胆なリニューアルを行なった上人橋通りの焼鳥店『Tono』が、ちょっと面白いことになっている。現在は中華料理店と焼鳥店がワンフロアで稼働中。つまり、入口は1つでも中では2店舗が個別に営業する、いわばハイブリッド店というわけだ。

順に紹介していこう。まずフロアの大半を占めるのは中華料理店。かつて「グランドハイアット福岡」の「チャイナ」で料理長を務めた草野宗一郎さんが厨房をあずかっており、当然ながら味は保証付き。しかもホテル時代の質を維持しつつ、価格は「チャイナ」よりも若干お値頃設定というから、旧来の「チャイナ」ファンならずとも期待値は急上昇である。アラカルトは小ポーションでも注文でき、コースは5,000〜12,000円の3種類を用意。高級と洗練を感じさせる内装も印象が良く、上品な個室も備えているためハレの日や接待などの際は重宝しそうだ。またあなたがワインマニアなら、銘柄が100種類にもおよぶ厳選リストに注目を。とくに垂涎のヴィンテージ・リストは、これまで多くのワイン通を「これ安過ぎない?」と驚かせているのだとか。

以前のメイン業態だった焼鳥店も、これを機に食材やメニューをグレードアップ。フロアもドアで仕切られたカウンターのみの空間となり、オーセンティックバーにも似た落ち着きの中でゆったりと食事が楽しめる。料理は、店内で仕込む九州産朝引き鶏を中心に、その日の最上ネタを「おまかせ」で頼むのが基本スタイル(5串1,700円・7串2,200円・9串2,700円 ※追加は単品で注文可)。新鮮な若鶏ならではの極上肉や、大衆店では出会えない稀少部位が提供されるプレミアム感は、熱心な焼鳥愛好家も納得だろう。さらには最高級ベジョータなど、ワインにぴったりの気の利いたサイドメニューも充実。ただの焼鳥店を超えたポテンシャルは、より楽しく幅広い焼鳥体験をもたらしてくれるはずだ。




1.スパイスの効いた鶏ガラスープに海鮮の旨味が溶け出す「Tono海鮮火鍋」(8000円)は2人前からのオーダー。(要予約)
2.「Tonoのシューマイ」(250円)「ぷりぷりイカシューマイ」(250円)、「海老の蒸し餃子」(300円)
3.テーブル席や個室もあり、上質な時間を過ごすことができる。

プレイス情報PLACE

Tono(トノ)

住所 福岡市中央区警固1丁目6−56 サウスガーデン1F
TEL 092-738-6400
営業時間 18:00〜24:00(OS22:00)
定休日 火曜
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