グルメ - マンガで見る「餃子」

家庭では真似できないカリッと系餃子

2017年06月23日 10:00

1963年、当時の博多駅前(現在の祇園町)にオープンした屋台がルーツの『鉄なべ』。店名にもなっている鉄鍋こそが、こちらの餃子の決め手となる重要なアイテム。鉄鍋に餃子を並べたら粉を落とすように餃子に水をかけ、蓋をして蒸し焼きにします。この木製の蓋が蒸気を吸うことで、鉄鍋内の水分を無くしていくそうです。そのため、皮の内側はモチッとしていながら、表面はカリッとなっています。

「焼き餃子」は、鉄鍋のままテーブルに運ばれます。餡の肉は鹿児島のブランド豚〈茶美豚〉、野菜はタマネギ・ニラ・ネギ・キャベツを細かく刻んで使用し、ニンニクは控えめ。餡は豚肉や調味料と合せる前に野菜を絞って脱水しています。そうすることで肉汁や旨味が染みこんで、ジューシーな餃子に仕上がるそうです。タレは九州産の甘口醤に酢をブレンド。こちらでは柚子胡椒ではなく、一味唐辛子とラー油を調合したオリジナルの薬味でいただきます。

そのほか、創業以来、継ぎ足してきたタレで煮込んだ「手羽先甘辛煮」、昔ながらの素朴な味わいの「昭和のポテトサラダ」、「花街ちゃんぽん」「ごまさば」「霜降り馬刺し」など、観光客に喜ばれそうなメニューも揃っています。


プレイス情報PLACE

鉄なべ であい橋店

住所 福岡市博多区中洲4-5-9

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