観光 - 柳川に行く

和の風情をのんびり楽しむ!水郷・柳川の散策ガイド

2017年12月15日 08:00

川下りを終えたあとは、柳川のまちを散策してみましょう。多くの文人たちに愛された柳川は、随所で歴史の豊かさや水郷らしい情緒を感じさせてくれます。


■柳川藩主立花邸 御花
1738年、柳川五代藩主・立花貞俶(さだよし)公が築いた別邸が、明治時代に立花伯爵家の邸宅となり、十四代当主・寛治(ともはる)が迎賓館としての西洋館と、大広間をもつ和館を整え、今に至ります。この邸宅と黒松に囲まれた日本庭園“松濤園”は昭和53年に国の名勝に指定され、平成23年には全敷地が“立花氏庭園”として改めて国の名勝に指定されました。入園料500円で、日本庭園“松濤園”を最も美しい角度で眺める“大広間”、『西洋館』、立花家のお宝の数々を展示した『立花家史料館』をまとめて見学することができます。


↑明治43年(1910年)に迎賓館として建てられた『西洋館』は内装もほとんど当時のまま


↑『立花家史料館』では、見事な細工が施された立花家のお雛様を見ることができます

●住所:福岡県柳川市新外町1番地
●TEL:0944-73-2189
●営業:9:00~18:00(史料館入館~17:30)
●料金:大人500円、高校生300円、小・中学生200円(松濤園・西洋館・立花家史料館すべて含む)
●定休:なし
●URL:http://www.ohana.co.jp/
※多言語対応あり(英語、韓国語、中文簡体、中文繁体)


■北原白秋生家・記念館


日本を代表する詩人・北原白秋の生家の母屋を復元。復元された母屋では、茶の間などに実際に上がることができ、当時の日本の商家の暮らしぶりを実感することができます。
19歳で上京するまで白秋が多感な時期を過ごした柳川は、彼の作風に多大な影響を及ぼしたと言われています。母屋と敷地内の『記念館(柳川市立歴史民俗資料館)』には、白秋関連の貴重な資料とともに柳川の歴史民俗に関する資料が数多く展示されています。


↑生家の中には貴重な白秋の資料が展示されています


↑生家の奥を抜けると『記念館(柳川市立歴史民俗資料館)』へとつながります

●住所:福岡県柳川市沖端町55-1
●TEL:0944-72-6773
●営業:9:00~17:00
●料金:大人500円、高・大学生450円、小・中学生250円
●定休:年末年始
●URL:http://www.hakushu.or.jp/


■旧戸島家住宅


柳川藩の中老、吉田兼儔(かねとも)の隠居所として建てられた藁葺きの武家住宅。住宅内は、なかの間、仏間、茶室などがコンパクトかつ機能的に配され、随所に日本家屋の機能美と粋を感じさせてくれます。座敷に座り、国の名勝に指定されている庭園をしばし眺めているだけで、とても落ち着いた気持ちになるはずです。また、『北原白秋生家』入館者は無料となります。


↑寝室として使われていた部屋には当時の重厚な家具も見られます


↑座敷から見渡せる庭園は国の名勝に指定されています

●住所:福岡県柳川市鬼童町49-3
●TEL:0944-73-9587
●営業:9:00~17:00(入館は16:30まで)
●定休:火曜、年末年始
●料金:一般(小学生以上)100円


■からたち 文人の足湯


『かんぽの宿 柳川』のすぐ隣にあり、無料で利用できる足湯です。泉質はナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉。約70人が一度に利用できるほど長く、散策の疲れを癒すにはぴったり。北原白秋や檀一雄など、柳川ゆかりの文人たちを紹介したパネルも展示され、駐車場や大きめの公衆トイレなども併設されて便利。入湯用のタオルは持参しましょう。


↑足湯の横には足つぼマッサージの小路も設置されています


↑柳川ゆかりの文人たちを紹介したパネルがずらり

●住所:福岡県柳川市弥四郎町9番地
●TEL:0944-73-8111(柳川市観光課)
●営業:10:00~18:00
●料金:無料


■水辺の散歩道


川下りの内堀コース沿いに整備された遊歩道で、“日本の道百選”にも選ばれています。風に揺らぐ柳の葉を眺めつつ、随所に設置された歌碑や文学碑を見て回れば、文人に愛された柳川を満喫できるはずです。また、散歩道の中頃には川下りの水上売店があり、裏手から同じメニューを利用することができます。


↑柳川生まれの芥川賞作家・長谷健の文学碑は水上売店のすぐ近くにあります


↑北原白秋の愛弟子であった宮柊二の歌碑には白秋への熱い思いが綴られています


散策途中にみつけた柳川土産を紹介


「AMANERO」(540円)
福岡のブランドいちご「あまおう」と激辛のハバネロが合体。あまおうの甘い香りの後にスパイシーな刺激がやってきます。お肉料理やサラダにもよく合います。


「柳川ソイコロ」(540円)
沖端の『ル・ カフェ パティスリーさくら』が、柳川産大豆の「フクユタカ」を使って作るひとくちクッキー。プレーン、八女抹茶、黒胡麻など5つの味があります。


「柳川手造りもろみ しょんしょん」378円
明治33年(1900年)創業の老舗“森山醸造食品”のもろみ。主原料の柳川産大豆の「フクユタカ」と九州産大麦を福岡県産丸大豆醤油で仕込んでいます。ご飯にのせてお茶漬けで!


「エイリアンエナジー」216円
見た目がエイリアンそっくりの有明海の珍味「ワラスボ」のエキスを配合した炭酸エナジードリンク。ウケ狙いのお土産としては価格的にもぴったりです。
※すべて値段は税込


【販売場所】

■おいでメッセ柳川
柳川ブランド認定品や柳川の農産物を使った新商品など、柳川にこだわった商品を取り揃える店。観光情報や柳川でしか体験できないイベントや旬の情報も紹介してくれる。喫茶コーナーもあるので、散策途中に立ち寄ってみましょう。
●住所:福岡県柳川市京町83-2(コアマンション京町1F)
●TEL:0944-72-9510
●営業:9:00~18:00
●定休:第2・4火曜 (3、8、12月は除く)
●URL:https://oidemesse.com/


■御花売店「お花小路」
『柳川藩主立花邸 御花』直営の売店。有明海の珍味類など、柳川、筑後地方ならではの特産品を中心に、御花オリジナル商品、立花家史料館ミュージアムグッズなど、手頃なお土産品が豊富に揃っています。
●住所:福岡県柳川市新外町1
●TEL:0944-73-2189(フロント)
●営業:9:00~18:00
●定休:なし
●URL:http://www.ohana.co.jp/shopping/index.html


ライター:藤浦

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