写真提供:若松屋
観光 - 柳川に行く
柳川に来たら絶対食べたい!王道グルメ「鰻のせいろ蒸し」の美味しい店まとめ
2017年12月15日 10:00
香ばしく焼き上げた鰻を、甘辛いタレを絡めたご飯の上にのせて蒸し上げるのがせいろ蒸し。店ごとに伝わるタレで艶やかに輝く鰻の上に、色鮮やかな錦糸卵が彩りを添えます。柔らかな鰻に箸を入れると、タレで色づいたご飯が顔を出します。一緒に蒸し上げることで生まれる鰻とご飯のハーモニーは、せいろ蒸しならではの絶妙な味わいです。市内には20店舗ほどの鰻店が点在しているので、ぜひお好みの味を探してみてください。
■若松屋
およそ160年の歴史をもつ老舗
創業は安政年間。およそ160年におよぶ歴史を誇る老舗です。沖端という川下りの船着場のすぐ近くにあり、平日の昼どきには店の前に行列ができるほどの人気。昼は掘割沿いの店舗の1階と2階で、夜はその裏手にある趣のある奥座敷で自慢の鰻をいただくことができます。
「鰻せいろ蒸し(梅)」が2,215円、「鰻せいろ蒸し」が2,540円、「上鰻せいろ蒸し」が2,865円でいずれも肝吸付き。「蒲焼定食」は竹が2,540円、松が3,300円。これらのメニューは、プラス1,500円でうざくと鰻巻が付いた会席メニューにすることもできます。また、柳川での“鰻のはしご”にはありがたい「小丼」(1,460円)というメニューもあります。
車椅子でも気軽に利用できるように、店舗の入口からトイレまでがバリアフリー化されるなど、客への気遣いも老舗ならでは。50名収容の大広間もあり、団体でも代々受け継がれた秘伝の味を楽しむことができます。
●住所:福岡県柳川市沖端町26
●TEL:0944-72-3163
●営業:11:00~20:00(OS19:30)
●定休:水曜、第3火曜
●アクセス:
西鉄柳川駅より西鉄バス6番または[柳川病院循環]に乗り「御花前」で下車、徒歩5分、
川下り「沖端」下舟所からすぐ
●URL:http://www.wakamatuya.com/
■柳川藩主立花邸 御花(「レストラン対月館」、「集景亭ダイニング」)
国指定名勝でいただく贅沢
柳川一の観光名所である『柳川藩主立花邸 御花』。ここでは2つの店で鰻を味わうことができます。1つは広大な日本庭園“松濤園“を眺めることができる「レストラン対月館」、もう1つは宿泊施設『松濤館』の1階奥にある「集景亭ダイニング」です。
「レストラン対月館」
『対月館』は、食事代とは別に御花入園料(大人500円)が必要になりますが、鰻料理とともに“松濤園“や『西洋館』、『立花家史料館』を含めて『御花』という観光名所を満喫したい方にはおすすめです。
たとえば『対月館』では一匹まるごとを使用した特上うなぎのせいろ蒸しをいただく場合は、4,320円(税込)+入園料500円が必要になります。
写真は『対月館』の「おすすめセット」3,888円(税込)。「上うなぎのせいろ蒸し」に肝吸、香の物、うざく、鰻巻きがついた人気メニューです。
●TEL:0944-73-2217
●営業:11:00~15:00(OS14:30)
●定休:なし
「集景亭ダイニング」
『集景亭』は食事代とサービス料のみで利用が可能。この店の窓からは、『御花』の東庭園を中心にした落ち着いた景色を楽しむことができます。
こちらは『集景亭』の「松セット」4,811円(税サ込)。せいろ蒸しに、有明海の珍味である口底の唐揚げや小鉢、肝吸、香の物がついていておすすめです。
●TEL:0944-73-2189
●営業:11:00~15:00(OS14:30/17:00~21:00(LI 20:00/OS20:30)
●定休:なし
■柳川藩主立花邸 御花■
●住所:福岡県柳川市新外町1番地
●TEL:0944-73-2189(フロント)
●アクセス:
西鉄柳川駅より西鉄バス6番または[柳川病院循環]に乗り「御花前」で下車。
川下り「沖端」下舟所からすぐ
●URL:http://www.ohana.co.jp/
まだまだある!うなぎのせいろ蒸しの人気店
■川よし
「リーズナブルに美味しい鰻が食べられる」と地元でも人気の老舗店。自慢の「せいろ蒸し」は注文後、ひとつひとつ丁寧に蒸されるので時間はかかりますが、待つ価値はあり!先代から引き継がれた濃い目のタレも自慢です。「せいろ蒸し(並)」は数種類の小鉢と、肝吸い付で2,800円。
●住所:福岡県柳川市三橋町藤吉494-4
●TEL:0944-72-2670
●営業:11:00〜20:30
●定休:第1・3火曜
●URL:http://yanagawa-kawayoshi.com/
■皿屋 福柳
約150年の歴史を持つ名店。自然庭園を見渡せる座敷で食事を楽しめます。『南風のまほら館』にはテーブル席も。「鰻せいろむし」(肝吸付)はランクなしの2,300円。平日ランチタイムのみの「うなむす昼膳」(1,500円・先着20食限定)も人気。
●住所:福岡県柳川市沖端町29-1
●TEL:0944-72-2404
●営業:11:30~0S14:30
●定休:木曜、第4水曜(祝日などによる変更有り)
●URL:http://www.saraya-fukuryu.com/
■うなぎの冨さん
地元での支持も高い“知る人ぞ知る”の店。人気の秘密は、厳しく品定めされたこだわりの国産うなぎ。新鮮で臭みがないので、うなぎが苦手な人でもおいしくいただけます。「鰻せいろ蒸し」(1,900円)は、あっさりめのタレで、ボリューム満点!
●住所:福岡県柳川市細工町15
●TEL:0944-73-9443
●営業:11:00〜20:00(OS19:00)
●アクセス:西鉄柳川駅から徒歩12分
●定休:水曜
ライター:藤浦
関連するトピックスTOPICS
-
観光 - 市内観光を楽しむ
-
観光 - 温泉に入る
-
観光 - 文化体験をする
-
観光 - 泊まる