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ミッフィーを生んだディック・ブルーナさんの絵本の魅力に迫る「ブルーナ絵本展」

※このイベントは2024年4月21日(日)をもって終了しました。

2024年03月03日 11:00 by 深江久美子

世界中で人気の絵本の主人公「ミッフィー(うさこちゃん)」の生みの親として知られるディック・ブルーナさん。その絵本の誕生70周年を記念して、3月30日(土)から4月21日(日)まで福岡三越 9F三越ギャラリーで「ブルーナ絵本展」が開催されます。
 

本展では原画やスケッチ、制作メモなど貴重な資料を多数展示。展覧会の限定オリジナルグッズも販売されます。また、冒険心いっぱいのくまの男の子「ボリス(ぼりす)」シリーズをはじめ、ブルーナさんの子どもたちの先生から着想を得たぶたの「ポピー(うたこさん)」、『しらゆきひめ』などのおとぎばなしシリーズまで、ブルーナさんの絵本創作に共通するデザインワークやユーモアをひもときます。
 

●ブルーナさんのこだわりや情熱を紹介
世界中で人気の絵本の主人公「ミッフィー(うさこちゃん)」の生みの親として知られるディック・ブルーナさんが初めての絵本『de appel(りんごぼうや)』(初版)を出版したのは1953年のことでした。その後、1955年に『nijntje(ちいさなうさこちゃん)』(初版)を出版し、生涯で120冊を超える絵本を世に送り出してきました。
 

『ぼりす そらをとぶ』では、強風に吹かれる傘の表現を完成させるまでに膨大な数のスケッチが描かれており、その着想は来日時に滞在していたホテルの窓から見た雨の日の傘だったといいます。本作の原画やスケッチ、またアイディアを練る段階のメモから、1枚の絵ができるまでのブルーナさんのこだわりや情熱を紹介します。


会場には展覧会限定のオリジナルグッズも充実。ぜひ、「ブルーナ絵本展」をお楽しみに!


Photo: F. André de la Porte

★Dick Bruna ディック・ブルーナ(1927-2017)
オランダ・ユトレヒト生まれ。家業の出版社でデザイナーとして働き始め、2000冊を超す「ブラック・ベア」シリーズのペーパーバックの装丁やポスターのデザインを手がける。1953年に初めての絵本『de appel(りんごぼうや)』を発表し、以来124冊の絵本を生み出した。「ミッフィー(うさこちゃん)」シリーズは世界的なベストセラーに。

取材・文:深江久美子
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ブルーナ絵本展EVENT

会場 福岡三越9階「三越ギャラリー」
期間 2024年3月30日(土)~2024年4月21日(日)
時間 10:00~20:00
※入場は終了の60分前まで
※最終日は17:00終了
料金 一般1,300円(1,100円) 高校生900円(700円) 小中学生700円(500円)
※( )内は前売料金
※未就学児は、18歳以上の保護者1名につき2名まで入場無料。
※障がい者手帳、療育手帳又は精神障がい者保健福祉手帳を所有している方もチケットの購入が必要。ただし介助者が同伴される場合、介助者1名まで入場無料。
イベント公式URL https://bruna2023.exhibit.jp/
チケット発売前売券2月10日(土)10:00からチケットぴあ(Pコード686-775)で発売開始
※前売券は3月29日(金)まで発売、3月30日(土)以降は当日料金
お問い合わせ 福岡三越(TEL:092-724-3111/大代表)

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