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西鉄ホールではじまった「真アギト展」、賀集利樹さんにインタビュー

※このイベントは2026年8月2日(日)をもって終了しました。

2026年07月22日 11:00 by 深江久美子

放送開始から25年を迎えた『仮面ライダーアギト』。平成・令和仮面ライダーシリーズの中でも歴代最高視聴率を記録し、瞬間最高視聴率13.9%という記録は、現在もなお破られていない伝説的な作品です。


(左)友井 雄亮さん(葦原涼 : 仮面ライダーギルス役)/(中央)賀集 利樹さん(津上翔一:仮面ライダーアギト役)/(右)山崎 潤さん(北條透役)

その25年の軌跡を、貴重な資料とともに振り返る展覧会『真アギト展』が、7月11日(土)から西鉄ホールで開催中。前日に行われたプレミアム内覧会には、仮面ライダーアギト/津上翔一役を演じた賀集利樹さんらがサプライズで登場し、会場は大きな歓声に包まれました。

今回は賀集さんに、25年ぶりに振り返る『仮面ライダーアギト』への思いや撮影当時のエピソード、そして今も変わらず応援してくれるファンへのメッセージを伺いました。


――東京での『真アギト展』が終わって、続いて福岡での開催です。25周年の全てが詰まっていると思いますが、まずは展覧会への思いを聞かせてください。

僕からの25年間愛し続けてくれたファンの方たちへの感謝です。「ありがとう」という展示イベントです。
    

――放送は2001年でしたが、当時の賀集さんはどんな思いでしたか?

デビュー作で右も左もわからない新人で無我夢中でした。『仮面ライダー』や『アギト』が人気作品であるとか理解できておらず、『仮面ライダー』という作品に出演しているのは分かっていても、主役というプレッシャーみたいなものも感じていませんでした。振り返ると「大変だったな」というのはありますが、当時はしんどかったとかはなく、本当に無我夢中に演じていた1年間でしたね。


――それが平成ではヒーローシリーズの原点となりました。

今となれば、新人俳優の登竜門といわれるようになっていますね。10年経って『仮面ライダーアギト』というものを冷静に見られるようになりました。それまでは客観的には見られていませんでしたね。そういう意味では25年という歳月が経って、展示イベントができてよかったと思います。今回は春に映画も公開しましたけど、25年間待ってくれたファンの方たちがいたからこそ、できあがったイベントだと思います。

この1年間はその感謝を皆さんに直接伝えていきたいなと思っているので、できる限りのことは何でもやりますってスタンスです。ハイタッチ会とかも!福岡が終わると仙台と大阪、名古屋と続きますが、全部に顔を出したいなと思っています。


――展示会を実際見られていかがでしたか?

いやぁ、僕たちが知らなかったというか、気付けてなかったものが実はたくさんあったんだなと。僕たち役者って作品ができあがる前は、どう話が進んでいくか全く分からないんですね。舞台ができるまでの話とか、様々なデザインが試行錯誤を重ねてできあがっていく様子を見ると、いちファンと同じような気持ちで見られます。

今、取材を受けているこの場所は「こういうリビングを作りたい」と、僕がプロデュースさせていただいた物語に出てくる美杉家のリビングです。ここでは誰もが撮影ができたり、作品の中にもう一歩入り込めるように作ってもらいました。要(G3・氷川誠役/要潤)は「Gトレーラーが見たい」と言って、それぞれが作ってもらいました。


――驚いたことは?

驚いたというか、当時スタッフさんが管理していた小道具や資料も、25年が経つと破損していたり、保存状態が良くなかったりするものがあって。例えば、アンノウンのスーツは首の部分だけ見つからなかったりもしたそうです(笑)。スタッフさんからは「25年後に展示会をやると分かっていたら、もっとしっかり保管していたのに!」なんて話もありました。そんな中でも今残っているものを集めて、できる限り最高の展示を用意してもらいました。


――25年後にこんなイベントがあるというのがすごいことですね。

そうですね、それが一番驚いたことですね(笑)。


――展示の裏話をがあれば教えていただけますか。

僕が演じた津上翔一が物語の最初に持っていた封筒が展示されています。翔一は記憶喪失なんですが、その封筒があったから『津上翔一』という名前だと分かる、作品の中でも大切な小道具なんです。実は当時、その封筒を管理していたスタッフさんが私物として大切に保管していてくださっていたそうです。ほかにも、撮影現場で撮ったプライベートな雰囲気の写真など、ここでしか見られない貴重な展示もあります。


――新人で無我夢中だったということですが、今だから話せることはありますか。

僕も要(要潤)もデビュー作だったので、ほかの現場を知らなかったんです。出番が後でも朝から撮影所に入って待機するのが当たり前だと思っていました。でも、後になってほかの現場は違うと知りました(笑)。当時は本当に厳しい現場でしたが、その分いろんな経験をさせてもらい、役者として育ててもらいました。今振り返っても、『仮面ライダーアギト』以上に大変な現場はなかなかありません。本当に鍛えていただいた作品だと思っています。


――放送から25年経っていますが、根強いファンがたくさんいらっしゃいます。幅広い方に愛されている理由は何だと思いますか。

僕たち出演者自身が『仮面ライダーアギト』という作品やキャラクターを本当に愛していて、その思いはファンの皆さんにも伝わっていたんじゃないかなと思います。『アギト』は僕にとっても特別な作品です。出演者だけでなくスタッフの皆さんも愛情を持っています。その思いが今回の展示にも表れているし、25年経った今でも多くの方に愛され続けている理由なのかもしれません。


――25年愛してきたファンにひと言お願いします。

イベントで25年ぶりに僕はファンの方たちとハイタッチしたり、サイン会したり、ファンの方たちと近い距離で触れ合える時間が持てました。その時に感じたのは、作品やキャラクターをすごく好きでいてくれているのが伝わりました。この展示イベントは、そんな皆さんへ感謝を伝える“恩返しの場”だと思っています。

きっと当時の気持ちに戻れる展示になっていると思います。このイベントを通して、作品の世界を楽しみながら、明日からまた頑張ろうと思えるような元気を持ち帰ってください。

取材・文:深江久美子
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真アギト展EVENT

会場 西鉄ホール
期間 2026年7月11日(土)~2026年8月2日(日)
時間 平日12:00~18:00、土日祝10:00~18:00(※最終入場は30分前まで)
料金 一般( 18 歳以上) 2,500 円( 2,300 円)
U18 17 歳以下) 2,200 円( 2,000 円)
イベント公式URL https://agito25th.com/
チケットhttps://t.pia.jp/pia/events/shinagitoten/
音声ガイドType Agito 1,000円(800円)、Type Agito イヤフォン付き 3,000円、Type G 3 1,000円(800円)、Type G3 イヤフォン付き 3,000円
お問い合わせ 「真アギト展」福岡実行委員会事務局(TEL:092 532 1083 /東映 平日10:00~17:00)

プレイス情報PLACE

ソラリアステージビル/西鉄ホール

住所 福岡市中央区天神2丁目11−3 −6F
TEL 092-734-1370

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