入場料が発生するという“世にも珍しいスタイル”の本屋「文喫 福岡天神」は、2022年10月で開業から1年半を迎えます。コンセプトである“本との出会い”を追求すべく、一部施設のリニューアルが実施され、その記念企画として10月31日（月）まで「本の百貨展」を開催します。
 

■リニューアルの背景～体験型本屋への進化を加速させる～
岩田屋本店内に店舗を構える「文喫 福岡天神」は、本と出会うきっかけづくりの場所として、無料エリアを企画に特化した空間にリニューアル。
目まぐるしい環境変化や消費行動が大きく変わりゆくなか、今リアルな場所に求められるのは「わざわざ訪れる」「特別感」といった要素であると思います。「本屋」は、多種多様なジャンルを取り扱っている場所であり、必要に応じて深い領域まで網羅されているのが「本」です。そして、本を手に取って拡がる景色は、あたかも何処か別の世界へ誘ってくれるかのような、不思議な体験をもたらします。そういった意味でも“奥行き”があるのが本屋であり、それを表現するために、「文喫 福岡天神」は、本の価値を広げるような「体験型本屋」への進化を加速していくそう。
 

■リニューアルのポイント
（1）企画展の常設開催
本の価値を拡げて、本との出会いを楽める企画展を開催。また「文喫 福岡天神」のオリジナル企画や、「文喫 六本木」との共同企画（巡回展）も予定されており、本と出会う“きっかけ”を作る場所となります。

（2）空間デザインの変更
これまで以上に「本」を引き立てるための什器や内装設計を採用。シンプルながらリズム感のある空間は、主役である本と混じり合うことで、より見る人の好奇心をくすぐります。

 

そして、記念すべきリニューアル後の第1回目となる企画展は、岩田屋本店内に店舗を構えていることにちなんで「本の百貨展」。「多様な人それぞれにときめきをもたらす」百貨店と本屋の相似性を表現する企画展として、思いが伝わる贈り物となる本と雑貨の取り合わせを提案します。

岩田屋本店各フロアで取り扱う商品に関連する書籍や、商品から発想を膨らませて選んだ書籍を販売することで、様々な人の欲しいものが見つかる「百貨店のような本屋」を表現します。どこか懐かしいレトロなフードメニューの提供も！ぜひ、様々な「文喫 福岡天神」の過ごし方を見つけてみてください。