グルメ | 新店舗オープン

昼はフォー、夜はお酒を中心に。アパートの奥に潜む、2つの顔をもつお店

2019年11月11日 12:00 by 木下 貴子

城南区別府で営んでいた「マグノリアンカフェ」が大名へと移転し、昼はフォー(米粉麺)専門店『マグフォー』、夜はお酒が楽しめる『マグノリアンバル』として生まれ変わりました。

場所は個性的な店舗が集まるアパート「養巴コープ」の1階、奥の方にあります。


昼間でもひっそりと薄暗く、隠れ家的な店が好きな人にはたまらないロケーションです。


1940年代頃の上海租界をイメージしたという店内。レトロで落ち着いた雰囲気です。夜はもっと照明が落され、怪しさが増します。


『マグフォー』でいただけるのは、別府時代に人気だったフォーです。フォーといってもベトナム料理のフォーではありません。「ベトナム語のフォーを使った方が伝わりやすいので」と店主・冷川将浩さん。店で出しているのは、冷川さんオリジナルの米粉麺を使った麺料理です。

フォーは「基本のフォー」「胡麻と豆乳の担々フォー」「スパイシー麻辣フォー」の3種類(各800円)があります。写真は「基本のフォー」です。


以前、仕事で福岡と上海を行き来していた冷川さん。上海にあった、ゆで鶏(白斬鶏)専門店が大好きで、頻繁に通っているうちに「このゆで鶏を使って店をやりたい」と思い立ち、「マグノリアンカフェ」を開いたといいます。ですから冷川さんのフォーは、中国料理がベースになっているのです。

鶏スープ(鶏清湯)を調味したあっさりめ、しかしコク深い味わいのスープです。一番の特徴は、具に使われている「ももいろ鶏」です。このももいろ鶏こそが、冷川さんが上海で食べていたゆで鶏を再現、いやそれ以上のものをと研究を重ねて生み出したものなのです。ふんわりと非常に柔らかく、噛めば鶏とスープの旨みがジュワっと浸み出します。

米粉麺は茹でて伸びると切れやすいため、冷川さんはタピオカを配合した特注麺を使います。これがトゥルントゥルンとしてて、食感も喉越しもいいんです。上に乗った葉野菜だけでなく、麺の下にもモヤシがたっぷり。とってもヘルシーにいただけます。


テーブルにはナンプラーやチリソースが置かれているので、途中から味変も楽しめます。なお、追加でパクチーを頼むこともできます(+100円)。


フォーは、ランチセットで頼むとぐっとお得になります。ランチセットはドリンク、点心or豆乳花、フォーのセット(1,500円)で、それぞれ数種類のなかから1つずつ選べます。


ドリンクは中国茶をはじめ、フルーツアイスティー、それにビールなどいろいろあります。写真は、プーアル茶をベースにオリジナルでブレンドした「爽身八宝茶」です。柑橘の皮も使われていて香り豊か。


「蒸餃三種」などの点心も惹かれましたが、今回は、中国菓子「豆乳花」を選びました。豆乳花は「杏仁」「黒蜜&きな粉」「キャラメル」「ココナッツミルク」の4種類があり、写真は「杏仁」です。自家製豆乳花は、ふわっとした口当たりで、豆乳の風味と甘さがやさしく伝わってきます。ボリュームたっぷりで、これだけでもお腹いっぱいになりそう!?


点心・豆乳花、ドリンクはそれぞれ単品での注文もできます(各500円)。

夜の『マグノリアンバル』はアテ的な料理とともに、紹興酒(グラス500円~)、フルーツハイボール(各種700円)、中国茶(600円)などのドリンクを楽しむスタイルです。料理は葱油ソースや胡麻ソースなどで味わう「ももいろ鶏」(各580円)、「モチモチ黒酢水餃子」(6個680円)など紹興酒に合う料理を中心に揃えています。紹興酒が大好きという冷川さん、月に一度、紹興酒飲み放題のイベントなども行っているそうです。

昼と夜で顔の異なる異なる『マグフォー』と『マグノリアンバル』。どちらか一方といわず、どちらのスタイルも味わってみてください。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

マグフォー/マグノリアンバル

住所 福岡市中央区大名1丁目8-5 養巴コープ105
TEL 092-517-7132
営業時間 マグフォー11:30~15:00/マグノリアンバル18:00~OS22:00
定休日 日曜、ほか不定

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