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玄海灘の魚たちにすっかり夢中?月イチ「長浜鮮魚市場」へ行ってみた!

2019年05月09日 18:00

春の陽射しが心地よく感じる季節となりました。みなさんは毎月第2土曜日に開催されている「長浜鮮魚市場 市民感謝デー」に行ったことがありますか?大人も子どもも楽しめるイベントで、毎月多くの人でにぎわいます。

天神からだと西鉄バス<法務局前停留所>より徒歩で5分ほど。海方面にテクテク歩くと、潮の香りと共に大きな建物が見えてきます。そこが月イチで鮮魚市が行われているの会場。普段は一般人が入れない建物だそうで、それだけでも少し貴重な体験です。

到着したのが10時頃。魚屋さんから「遅いよ~」と一言。すでに多くの人で賑わっていて「出遅れた……」と本当に後悔。出かける場合は9時に行きましょう。あと、場内は滑りやすくなっているので注意しくださいね。

いつまでも肩を落としているわけにはいきません!気を取り直し歩いていると、脂がのった1柵2,000円の中トロを発見っ!色、つや、脂の乗り具合といい見事な中トロ。これを寿司屋で注文したり、デパートで購入となるとかなりの高値。「長浜鮮魚市場」は安いというのは噂だけではありません。

魚屋さん曰く、「この日は海が時化ていてブリばっかり。だからブリが安いんだよ。」と教えてくれました。
海の状態で水揚げされる魚介や量が変わるのも新鮮な市場の魅力のひとつ。ちなみに、半身になったブリは1,300円。スーパーでは見かけないブリの白子もありました。

サザエは1個200円!アワビや赤貝、タイラギなど、酒の肴にいかがでしょう?

高級食材の伊勢海老とスッポンも!すごく活きが良く、伊勢海老はピチピチ暴れまくっていました(笑)。

ん、、これはサメ!?
はい、その通りです。たまに、釣れるそうで、食べることも可能なんだそう。左がネコザメ、右がナスカザメ。小学生の男の子たちは興味津々で触ったり、質問したり。こんな体験ができるのも<長浜鮮魚市場>だからこそ。

もちろん、ブリ以外の魚もたくさん。アジ、イサキ、サバ、金目など、どれも新鮮。刺身や煮付けなど魚によって、目の利く魚のプロがオススメの調理法を値札に書いてくれているモノもあります。ありがたい。

そうそう、鮮魚市場では魚(フグ・サバ以外)をおろすサービスはやっていません。それは、自分で魚をおろして、普段は捨てられる内臓や骨も出汁などに利用して欲しいんだそう。魚の1番美味しい部分はそこにあるんだって。魚をさばけない人のために、<お魚さばき方実演>もあるので立ち寄ってみて。

鮮魚以外にも乾物やフグ刺し、寿司なども販売していましたよ。

最後に市場最大のメインイベント「本マグロの解体ショー・即売」ですが10時に到着したため、すでにマグロはこんな姿に……。ここへきて出遅れたしわ寄せが。
試食、即時販売と場内が最高潮に盛り上がる解体ショーは迫力満点なんだそう。ぜひ、自分の目で見て、聞いて、味わってくださいね。

玄界灘の荒波に揉まれ身が引き締まった魚が豊富に販売される「長浜鮮魚市場」レポートいかがでしたか?海が近くにある立地に恵まれた福岡市だからできる月イチの市民感謝デー。知らない人はハッキリ言って損していますよ!おさかな料理教室やお寿司握り体験など子どもが体験できるイベントなど盛りだくさん。ぜひ、家族で出かけてみてはいかがでしょう。

※掲載内容は取材時の情報に基づいており、実際と異なる場合があります

長浜鮮魚市場 市民感謝デー

時間9:00〜正午
日程毎月第2土曜日
会場福岡市中央卸売市場、鮮魚市場内
URLhttp://nagahamafish.jp/

プレイス情報PLACE

農林水産局 中央卸売市場 鮮魚市場

住所 福岡市中央区長浜3丁目11-3
TEL 092-711-6412
URL http://nagahamafish.jp/

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