グルメ | 新店舗オープン

牡蠣に帆立、海老や蟹などなど。「殻」付きが美味い! 浜焼きの店

2019年03月25日 12:00 by 江月義憲

人気の炉端焼き店「雷橋」グループが、またやってくれました。2号店の「炉ばた三光橋」から「肉の雷橋」、BBQの「グッドタイム・スモークス」に続いて、今度は『殻の三光橋』。三光橋交差点近くのその名もズバリ「三光ビル」の2階に3月3日にオープンしました!

西中洲が今のように賑わう前から国体道路沿いに建つ雑居ビル。1階には老舗喫茶店の「ロジン」があります。階段を登って2階に上がると、右手に怪しげなスチールのドアがあるのみ。プレート代わりに「殻」と書かれた帆立の貝殻が貼ってあります。


恐る恐るドアを開けると、新鮮な魚介類が発する磯の香りと炭の匂いが漂ってきました。
今回は「殻の〜」という店名が示す通り、牡蠣や帆立などの貝類、海老や蟹などの甲殻類といった新鮮な魚介類を炭火で焼く「浜焼き」の専門店でした。

お店の看板メニューでほとんどの客がオーダーするという「殻盛り7種」(1人前3,240円、写真は2人前5,400円)。この日は帆立、サザエ、ズワイガニ、白ハマグリ、タラバガニ、甘エビ、活車エビの7種盛り。単品ではカキ(1個324円)、車エビ(1尾324円)、ズワイガニ甲羅焼(756円)、大アサリ(1,080円)など約15種類がオーダーできます。

自慢の魚介類一緒に食べたいのが「野菜盛り」(1人前648円、2人前1,080円)です。近郊で採れた新鮮野菜を備長炭の強火の遠火でじっくりと焼くことで、力強い旨み、甘みを余すことなく味わえます。

「カキの蒸し焼き」は、実入りのいい大粒のカキが約1キロで1,296円というお値打ち価格。写真は宮城産で、季節によって最もいい産地から仕入れています。酒蒸しかワイン蒸しが選べ、エキスがたっぷりと染み出たスープまで堪能できます。

こちらは「自家製エビ竹輪」(1本540円)。蒸したエビのすり身を竹に巻いて、炭火でゴロゴロと焼いていただきます。

魚介類は毎日長浜市場で仕入れるのをはじめ、全国の漁港から直送されるものまで鮮度バツグン。黒板に日替わりのオススメが書かれていますので、こちらもお見逃しなく。

料理はそれぞれのネタに合わせて味付けされていますが、お好みに応じてカウンターに常備された醤油、ポン酢、黒七味、塩、野菜用の味噌ダレでどうぞ。

酒に合う珍味も常時10種類以上用意されています。写真は「珍味盛り5種」(1,080円)で、左上から時計回りに沢ガニのケジャン、ばくらい(ホヤとコノワタの塩辛)、牡丹エビの塩辛、生カラスミ、塩ウニ。炉端焼きでお腹が満足した後も、チビチビとつまみながらますます酒が進んでしまいます。

焼酎は一杯432円〜、日本酒は1合648円〜。ハウスワインは山梨の「くらむぼんワイン・蔵」で、赤白ともにグラス648円。数人のグループなら写真の一升瓶ワイン(5,940円)がお得です! その他、ボトルワインも豊富に揃っています。

席はカウンターのみ18席。オープン以来すでに人気となっているので、他の「雷橋」グループの店と同様に予約は必須です。炉端焼きで美味しい魚介類が食べたいと思ったら、まずは思い出してください。

取材・文:江月義憲
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プレイス情報PLACE

殻の三光橋

住所 福岡市中央区西中洲11-6 三光ビル2F
TEL 092-753-9563
営業時間 17:00〜24:00
定休日 日曜

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