グルメ | 新店舗オープン

今泉の裏通り。極上のワインと日本酒で、時を忘れて過ごしたい

2019年03月15日 12:00 by 江月義憲

天神西通りから国体道路を渡って、カフェ・ベローチェの角を薬院方面へ。以前は古いお寺が並ぶ静かな通りでしたが、今や飲食店やアパレルショップが軒を連ね、平日でも人通りが絶えない道筋になっています。(余談ながら、この通りには上人橋通りやインペックス通りといった「通称」がなく、説明しづらい場所ではあります)
そんな場所にできた新築ビルの1階にオープンしたのが、居酒屋の『酒と飯 トキシラズ』です。


店主の讃井真一さんは、東京、大阪の店で和食の勉強をし、福岡に戻ってからは「百式」「コヤマパーキング」という超人気店で働いてきました。それらの店で学んできた技術やサービス、培ってきた幅広い人脈を活かして、「他の店にはない」ものを表現していきたいという姿勢に大きな期待が持てる新店です。


店内はオープンキッチン前のカウンター10席と、奧にテーブル6席というほど良い広さ。左手の壁にはワインセラーが設えてあり、中を覗くことができます。
ワインの品揃えは、「福岡で自然派ワインならここでしょう」というワインショップ「I.N.U WINES」のセレクション。本日のグラスワインは810円〜で、赤白それぞれ3本ほどが空けられています。


日本酒は、こちらもその品揃えにはまず間違いのない「住吉酒販」が厳選した銘酒が並んでいます。冷酒、常温、熱燗が揃い、基本の銘柄は一律グラス648円/一合1,188円。さらにスペシャルとしてプレミアムな銘柄も用意されており、この日は京都・松本酒造の「澤屋まつもと 守破離 SAIDO 1678」。山田錦の中でも、兵庫県東条秋津地区の西戸1678番地の田んぼで育った最上級の米だけで醸した極上酒。こちらはグラス1,296円/一合2,484円ですが、一度飲んでみる価値は十分にあります。


料理は魚を中心にした和食がメイン。前述の「他の店にはないもの」という思いからあえてメニューの数を絞り、できるだけひと手間かけた料理を提供しています。
たとえば博多を代表する郷土料理のゴマサバも、あらかじめ酢で〆たサバに冷製のあんをかけてアレンジした「〆サバのゴマ酢あん」(972円)に。どこでも食べられるゴマサバとは、ひと味もふた味も違います。


海老のすり身をフワフワ、ホカホカに揚げた「海老真丈のふんわり揚げ」(864円)。干しエビをフレーク状にした海老塩を付けていただきます。


炭火焼きメニューから、皮目をパリッと焼いた「甘鯛のウロコ焼き」(1,296円)。他にも「手作りつくねタレ焼き」(1本270円)、「対馬天然穴子の白焼き」(1,296円)などがあります。

〆のご飯物には、天然真鯛やウニを炊き込んだ「土鍋ご飯」(一合1,512円〜)がありますが、名物はこちらの「糸島豚の小さなメンチカツバーガー」(1個432円)。こんな遊びゴコロのあるメニューも、「他の店にはない」讃井さんのオリジナルです。


「トキシラズ」とは、鮭の中でも産卵前の脂が乗った高級魚のこと。ワンランク上の居酒屋を目指すとともに、「時を忘れて」過ごしてほしいという思いから名付けたといいます。
今後の進化にも期待を込めて、この店なら極上の時間を過ごすことができそうです。

取材・文:江月義憲
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プレイス情報PLACE

酒と飯 トキシラズ

住所 福岡市中央区今泉1丁目18-18
TEL 092-518-7676
営業時間 17:00〜24:00
定休日 不定休

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