グルメ | 新店舗オープン

パスタ一皿だけでも気軽に利用できるイタリアン。だって食堂なのだから

2017年11月07日 08:00 by 木下 貴子

薬院六つ角と警固交差点のちょうど中間辺りの、薬院の裏路地にオープンした『SORA』は、SORA=空という名のとおり、スカイブルーの壁が目に留まります。


扉を開くと、カウンターとテーブルあわせて約20席のコンパクトな空間が現れます。この広さ、オーナーシェフの藤木雄作さんがキッチンからすべて見渡せるちょうどいいサイズ。「お客様とコミュニケーションできる店をやりたくて」と話します。


藤木さんはイタリアンを中心に飲食の経験を積み、この度、独立を果たしました。むろん料理はイタリアンをベースに、「トラットリアよりももっと気軽にカジュアルに、ふだん使いできる店でありたい」と話します。ですから看板に「イタリア食堂」の文字が刻まれているわけです。

メニューは前菜、パスタ、メイン、デザートと、アラカルトにてひと通り揃えます。「なるべく九州産の食材を使うようにしています」と藤木さん。理由はシンプルに地産地消と鮮度の良さと説明してくれましたが、地元の食材に目を向けていることもあって「糸島豚の自家製ソーセージ」(864円)や柳川の鰻を使った「鰻のペペロンチーノ」(1,944円)というように、なかなかユニークなイタリアンも楽しむことができるのです。

迷いましたが、この日は、オススメのメニューを出していただきました。まずは、「鹿児島産 生ウニのパスタ」(1,728円)。ウニとトマトの濃厚なソースに加え、トッピングに生ウニまで。豊潤な香りが鼻腔に抜けます。


「船小屋牛ハツのグリル」(864円)はグリルした後に、オーブンで加熱するため柔らか。牛は、藤木さんの出身地である筑後のブランド牛・船小屋牛を生産者から直接仕入れています。


パティシエの経験もある藤木さん。「何気に一番自身があります」というデザートは、ぜひお試しあれ。こちらは「本日のデザート盛り合わせ」(1,296円)。全て自家製で、左下手前からチョコレートブラウニー、ティラミス、立花町産無農薬レモンのソルベ、クレマカタラーナ、セミドライ・フルーツ(柳川産のイチジクと浮羽産の柿)。デザートは単品もあります。


前菜からデザートまで、一般的なオーダーの流れで楽しむことは当然ながら、実は、この店の真骨頂は、パスタ一皿だけを食べにいってもまったく問題ないところにあります。「だからこそ『食堂』って付けたんですよ」と藤木さん。しかもパスタに関しては、「メニューにないものでも、食材が対応できればお好みのパスタを作りますよ」と寛容なお言葉まで。さらには「ワイン1杯だけのご利用も大歓迎です」。よくよく看板を見ると『SORA』の下に、「Wine Bar」の文字も刻まれていました。これこそ “街のイタリア食堂”じゃないですか? 近所に住んでいたら、きっとふらりと寄ってしまうほどのカジュアルさがいい!


ちなみにランチもやっていて、「パスタランチ」(1,000円)がサラダ、パスタ、デザート、ドリンクという内容で、「SORAランチ」(1,600円)が前菜盛り合わせ、本日のパスタ、デザート盛り合わせ、ドリンクという内容で、これまたかなりお得です。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

イタリア食堂 SORA

住所 福岡市中央区薬院2丁目17-1 ライオンズマンション薬院2 1F
TEL 092-707-0995
営業時間 12:00~15:00(OS14:00)/18:00~24:00(OS23:00)
定休日 不定
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