グルメ | 新店舗オープン

鶏白湯ラーメンと焼鳥が二枚看板の麺酒場が渡辺通に開業

2017年10月20日 18:00 by 山田 祐一郎

「双鶏(そうどり)」という屋号は、そのまま2つの“鶏”を意味しています。鶏ガラなどの鶏骨を白濁するまで炊き込んでスープをとる「鶏白湯ラーメン」、そして「とりかわ」を筆頭に幅広いネタが揃う「焼鳥」。これらを二枚看板にしたラーメンと焼鳥の店「双鶏」が9月7日(木)、渡辺通にオープンしました。


店主・松崎さんは「博多だるま」「博多らーめん Shin Shin」、そして「ラーメン海鳴」といった福岡における人気・実力店で腕を磨いてきました。「30歳になるまでに独立したいと考え、目標にしていました。ちょうど『博多とりかわ大臣』で修業し、独立を考えていた友人がいたので、二人でできるスタイルを模索し、この業態にたどり着きました」。


夜は名物の鶏白湯ラーメン(700円)を中心に、全6種の麺料理を取り揃えています。鶏白湯スープで味わうラーメンが濃淡で2種(※あっさり味は近日中に、メニュー化予定)。そのほか、鶏ガラを主体にとった透明な清湯出汁に関東系の醤油で味を調えた醤油ラーメン、麺の魅力を最大限に満喫できる台湾まぜそばといったバラエティ豊かなラインナップで、豚骨ラーメンはあえて封印しています。


鶏白湯ラーメン(写真上)に用いるスープは、鶏ガラ、くるぶし、モミジまでは一般的な鶏白湯提供店でも馴染みのある食材ですが、こちらではそこに大量の手羽先を加えてとるのが特徴です。
「原価はかかりますが、手羽先から出る旨味、そしてたっぷりのコラーゲンがスープに加わり、出汁に深みと奥行きが出ます。その結果、高濃度にもかかわらず、後味はすっきりしています」という松崎さん。
その言葉どおり、シチューを彷彿とさせるトロッとした質感の口当たりで、味わいにおいても鶏の旨味がガツンと脳天に直撃するスープながら、不思議と後に残るのは心地よい余韻なのです。
合わせる麺にも妥協がありません。京都にある有名な製麺所「麺屋 棣鄂」に特注し、取り寄せています。切刃によってエッヂが立った角ストレート麺は、しっかりとスープを持ち上げる絡みの良さはもちろん、力強いスープにも負けない小麦の風味を兼ね備えています。
また「台湾まぜそば」には、棣鄂自慢のウイング麺と呼ばれる特殊な形状をした麺を使っている点においても、福岡において一つの個性を表現しています。


また、もう一つの名物である焼鳥はオール110円とリーズナブル。時間をかけて余分な脂を落とした「とりかわ」(タレor塩)を筆頭に、「豚バラ」や「砂ずり」など、王道のネタが楽しめます。牛サガリ(190円)、しそ巻き(190円)といった巻き串、ポテトサラダ(290円)やとりかわポン酢(190円)といったアレンジ串や一品も揃っています。特にとりかわはまとめて5本、10本と食べる人も多いそうですよ。

ランチでは、夜に提供するラーメンの中から選りすぐりの3種を用意。価格は1杯700円からで、かしわめしなどが付くセットは850円とお値打ち価格です。

夜はしっかり飲んで、締めのラーメンまで食べて2,000円台でおさまるお客が多いそう。使い勝手がよく、なおかつ締めまで逸品というラーメン酒場のこれからが楽しみです。

取材・文:山田 祐一郎
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プレイス情報PLACE

双鶏

住所 福岡市中央区渡辺通2丁目8−26
TEL 092-716-1139
営業時間 11:30〜15:00、17:30〜翌2:00
定休日 日曜(祝日の場合は振替)
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