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『メアリと魔女の花』杉咲花×神木隆之介インタビュー

2017年07月04日 08:00 by 筒井あや

国内外で高い評価を得る監督・米林宏昌がスタジオジブリ退社後の第一作目として、満を持して発表する長編アニメーション映画『メアリと魔女の花』。本作で主人公メアリの声を演じた杉咲花、メアリと冒険を共にする少年ピーターを演じた神木隆之介にインタビュー。

――今回はスタジオポノック第一作目になります。米林監督とは神木さんは「借りぐらしのアリエッティ」以来、7年ぶり、杉咲さんは前作に引き続き監督作品に参加ですが、その一作目に携われた感想と、演じるにあたって監督とどんなお話をされましたか?

杉咲花:記念すべきポノックの第一作に携わらせていただけたことは本当に光栄だと思っています。また米林監督と再びご一緒できるのはとても幸せなことで、何よりもうれしかったです。監督からの言葉で印象に残っているのは「メアリといっしょにアフレコを楽しんで欲しい」というお言葉でした。このお話を頂いて台本を読んだら、メアリの台詞が多かったので、色んな不安がありました。自分の声に飽きてしまう人がいるんじゃないかなとか、叫ぶシーンがたくさんあるので耳障りにならないかなとか、色々考えてしまっていたのですが、監督からのその言葉が救いになりました。映像も監督が実際にイギリスまでロケハンに行って描かれた庭の絵や自然の風景がとても美しくてそこにいるような気分になって楽しんでアフレコすることができました。

神木隆之介:僕も本当に声を掛けていただけてうれしかったです。7年ぶりで前作は僕が高校2年生の時でしたが、また呼んでいただけて、しかもスタジオポノックの第一作目に携われたことは本当に幸せだと思います。現場もジブリの時にご一緒させていただいたスタッフさんたちもたくさんいらっしゃいましたので、懐かしい雰囲気でした。監督からはピーターの性格を大まかに教えていただいて、どういう風にメアリに巻き込まれていくかという話もしましたが、あとはもうやってからじゃないと解らないよねという話になりました(笑)。ピーターは12歳なので、声の高さや話し方などは監督と話し合いながら進めていきました。

――メアリをどんな女の子だと捉えていますか?

杉咲花:すごくおてんばな女の子で、心が動くとすぐにそっちの方に行ってしまうんです。それが誰かのためになると思って一所懸命にやっても、いつもうまくいかなくて失敗してしまうんです。そんなところが応援したくなるというか、かわいくて憎めない魅力的な女の子だなと思います。

――ピーターの役作りはどのようにされましたか?

神木隆之介:この映画の中でカッコいい存在でありたいなと思ったんです。勇敢だけど今の自分と葛藤している役ですが、時が進んで行くにつれて、彼もきちんと成長しているんだというところを見せないといけないなと。観て下さった方が「ピーターはカッコいいな」と思っていただけるように意識しました。特に後半部分は、どう話せばカッコ良く聞こえるかというのを考えました。

――錚々たる俳優の方々が声優を務められていますが、出来上がった作品を観ての感想は?

神木隆之介:本当にキャラクターとみなさんの声が合っているというか、純粋に観客の一人として観てもキャラクターとマッチしていますし、それぞれの声のいいところが全部使われていて、本当にカラフルな映画だなと思いました。

杉咲花:みなさんの声は知っているはずなのに、初めて聞いたような感覚になりました。自分が携わらせていただいた作品というのは、自分のことが気になって、なかなか客観的に見ることができないのですが、この作品では全くそういうことがなかったです。それくらい初めて観る映像や、初めて聞く共演者の方の声など色んなことに引き込まれて、一視聴者として、心から楽しむことができたなと思いました。

『メアリと魔女の花』は7月8日(土)よりTOHOシネマズ天神ほかにて全国ロードショー。

取材・文:筒井あや
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