
グルメ
塩&醤油のラーメンを引っさげた麺食堂が長浜に開業
2017年05月29日 12:30 by 山田 祐一郎

5月18日、豚骨ラーメンの聖地であり、替え玉発祥の地・長浜に塩と醤油のラーメンを看板に据えて麺食堂がオープンしました。

店主の古川さんは元々、福岡の有名高級居酒屋で経験を積み、その後、創作ラーメンダイニングの開業の際には店長として腕を磨いてきました。
この「麺食堂 歩(ほ)ごころ」をオープンする以前は仕出しの店を営んでいたのですが、かねてからのラーメン好き、ラーメン愛が講じて、今回の出店となりました。

ラーメンは塩ラーメンと醤油ラーメンの2枚看板。いずれも古川さんの和食の経験が十二分に発揮された「出汁を生かしたラーメン」です。スープは鶏ガラとゲンコツで炊き出した出汁に、昆布や焼きあごをベースにした魚介出汁を合わせています。この魚介の和風出汁にはアクセントに鯖節を加えるなど、風味、旨味が立体的に感じられるような工夫がなされています。写真上は塩ラーメンで、こちらの元ダレには天然塩を効かせ、トッピングに季節の野菜を添える(取材時はオクラでした)など、細やかなところにも配慮がなされています。

天むす(写真上)をはじめ、ラーメンのお供に嬉しいご飯ものも揃っています。ラーメンとご飯ものだけで気軽に利用できるのが嬉しい限りです。

ラーメンだけではありません。麺食堂なので、ラーメンと一緒に、もしくはラーメンの前に楽しめる一品料理が充実。唐揚げやチキン南蛮、挟み揚げといった揚げ物から地鶏の炭火焼などの焼き物、そのほか牛すじ煮込みやジャガバター、サラダ類などバラエティ豊かな居酒屋料理が揃っています。
飲んだ後にも、そして飲み屋としても、シチュエーションに応じて普段使いできる頼もしいお店でした。

取材・文:山田 祐一郎
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