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「傑作!」を宣言しよう。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

2016年12月19日 15:00 by ソノユウ。

May the Force be with you.

1977年.全世界の度肝を抜き、地球上のSFファンすべてを骨抜きにした『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』は、当時小学生だった私にとっても、それは人生最大の衝撃だった。お子ちゃまの、まだ柔らかい脳みそにこだました「May the Force be with you.」。意味はわからずとも、とにかくこのフレーズが“鍵”であり、それは何かとてつもなく大きな力、愛のような意だと解釈した気がする。

そして、今日12月16日から公開される『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』も、この<May the Force be with you.>が、本編をしのぐほどの“スピンオフ!”=アナザーストーリーに鎮座する重要な鍵だ!と、私はそう思っている。少なくとも。

1977年の公開時から本作全編をすべてタイムリーで鑑賞するほどのSWオタクに成長してしまい、果てには、2002年公開の『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』は、米国(NY)公開初日に乗り込んでしまった私。一足お先に試写の機会をいただいた。ぶっちぎりの賞賛は避けられないが、しかし、“お仲間たち”と分かち合いたいさまざまな“泣き所”なんぞを、ここでつらつらと述べるわけにはいかない。

なぜなら、お口にチャック!語ることが許されている重要ポイントが少ないからだけでなく、私のような粗忽者が萌えトークを展開しては、そもそも『スター・ウォーズ』というサーガがあまりにも壮大で深淵なために、SWの世界観に足を踏み込めないでいる人々を、ますます増やしてしまいそうな気がするからだ。

だから、私は、これからSWを語る態度を改めようと思う。あくまで冷静に、できるだけわかりやすく。

というわけで。
ご存じのように、SWシリーズの公開時期はエピソード4からはじまり、5、6と続き、そのあと、1、2、3が追う、という流れ。今回公開される『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、エピソード4の少し前を描く物語だ。「スター・ウォーズの世界には、別の形で語られるべき物語がある」というジョージ・ルーカスのアイデアから生まれた、本編とは別のアナザーストーリーなのだ。


物語を牽引するヒロインの成長、戦士たちの誇り高き闘い、あのスピード感!ゼッタイの映像美!ここに、またしても愛すべきドロイドの登場や、SW不動のテーマ「夢」「希望」を一段と輝かせる金言の数々がかぶさり、そして鳥肌もんのラストシーンへ!

スリリングで、ドラマティックで、愛あふれる最高傑作!SWオタクが得てきた<長い年月をかけた理解の先にある悦び>は、きっとSWシリーズをはじめて見る人にも共感していただけるはずだ。夢、希望、信念、誇り、そして愛と家族…この核を素直に真っ直ぐ見て欲しいのだ!このふところに入れば、SWは絶対自分のものになる!

2時間14分のSFを超えた「家族の物語」。近年稀に見る珠玉の1本になることは間違いない。見終わってこう言いたかった。最高のクリスマスプレゼントを、ありがとう★

取材・文:ソノユウ。
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