ひと

TENJIN TO IRO【vol.9】天神育ちのピッツァ職人!!・舌間智英さん

2016年12月13日 12:00

●天神で生まれ育ち ピッツァ職人の輝く星に
STELLAR GOLD

天神がまだ商業的発展の過渡期だった頃、この街で育った少年がいた。「マロニエ通りあたりに実家があったんです。天神は僕らの遊び場でした」。そう話すのは、トミーの愛称で親しまれている舌間智英さん。ピッツァ業界では日本、いや世界でもその名が知られているピッツァ職人だ。東京でサラリーマンをしていたトミーさんは、職人がピッツァを焼く姿に魅了され、自身もピッツァ職人になることを決意。本場で学ぼうと門を叩いたのが、イタリア・ナポリのイスキア島にある世界的名店「ダ・ガエターノ」だ。オーナーはナポリでトップクラスの技術を持つガエターノ・ファツィオ氏。彼の元には、世界中から多くの修業志願者が訪れている。


トミーさんはナポリで約6年修業を積み、帰国後2011年に自分の店を開いた。それが薬院駅のそばにある「ダ・ガエターノ」である。その名を継承したのは、今でも世界でここだけ。「名に恥じぬよう、福岡でも注目される店を作りたい、その想いでやってきました」。オープンするや、県外からも多くの客が訪れる人気店に。さらに3年後にはグリル料理とBARをメインとする「グリリア・ディ・ガエターノ」を今泉にオープンさせた。こちらはシックな雰囲気で、大人たちがお酒を酌み交わしながら食事を楽しむ社交の場。「色々な間口でお客さまを喜ばせたい。ピッツェリアの賑やかな雰囲気、グリリアの大人の空間。これからも様々なアンテナに引っかかるような幅広い展開をしていきたいです」とトミーさん。その力強い声に期待は高まる。さらに天神への想いも語ってくれた。「自分が育った天神にもいつか出店したいですね。天神に想いのある人の店が増えれば、それこそが街の財産になると思うんです。長く愛される場所が増えていってほしい」。


今は遠く離れて暮らしている地元の人が帰郷する度に、いつも温かく迎えてくれる場があるというのは素敵なことだ。子どもの頃の思い出が残る店。そんな風になれたらいいなと、トミーさんは目を細める。そんなトミーさんの胸を何より響かせるのは、客の「今日は楽しかったね」の一言だ。ピッツア職人の輝く星は、眩しい金色の光で今日も人々を強く惹きつけ、たくさんの笑顔を誘っている。



信頼を置く自慢のスタッフたちは、トミーさんの人柄に惹かれて全国から集まった。「トミーさんは少年の心を持つ温かな人」と口を揃える。



ナポリ・イスキア島の陶器を使ったタイル絵をあしらい、店内の活気も本場そのもの。店から洩れる灯りが「ワクワク」のスイッチをオンにし、そこから美味しくて楽しい時間が始まる。



メニューはメインの肉料理のほか、ピッツァの名をしたパスタなど、ワインのすすむラインナップ。食事だけでなくバーとしても利用できる。フレキシブルなサービスで思い思いの時間を過ごせると、常連客からの支持が高い。壁にはポスターや写真が飾られ、中にはガエターノ氏のサインも。



師匠であるガエターノ氏と同じく、トミーさんの手は大きい。「包丁も使わず手だけでピッツァを作るアナログな職人仕事にかっこ良さを感じた」とトミーさん。



「グリリア・ディ・ガエターノ」は信頼を寄せるスタッフに一任し、ピッツェリアとはまた違ったコンセプトで展開。お互いの店を行き来して、はしごをする客も多いそう。



伝統のナポリピッツァの文化を九州に広めていきたい!



ナポリの店と同じ形の窯で本場仕込みのピッツァを焼いています

【TENJIN TO IRO】
西鉄天神委員会プレゼンツ「TENJIN TO IRO」は、天神を鮮やかに彩っている人々を取材し、毎回その人となりを表すキーカラーをテーマに、天神のカラフルな魅力を再発見する企画です。

※今回の情報が掲載されている天神マガジン「ep.」はこちらでゲットして ≫
http://tenjinsite.jp/ep/
 

プレイス情報PLACE

グリリア ディ ガエターノ

住所 福岡市中央区今泉1丁目2−8  ANDON 1 B号室
TEL 092-713-5077
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