グルメ

コーヒー、日本酒、どちらも主役!

2016年10月21日 21:00 by 山田 祐一郎

福岡における飲み物のトレンドといえば、コーヒーと日本酒。福岡はコーヒーにおいて世界を舞台に活躍する職人を数多輩出している土地であり、今やその評判は県外にも広がっています。そして、日本酒はそれまで福岡では焼酎が主流だったところ、近年、愛好家が増え、和食店はもちろん、居酒屋での取り扱いが広がり、日本酒バーといった専門店もオープンしています。

そんなコーヒーと日本酒、どちらも楽しめる場が警固の路地裏に誕生しました。その名も「coffee&sake NINETEEN」です。コーヒー好きが高じて、異業種からコーヒー業界に転身したオーナー・野中さん。



野中さんは「昔ながらの喫茶店で年配のダンディーな店主がやさしい眼差しでネルドリップでコーヒーを淹れる姿に憧れています。自分もああなりたいと思っているんです」と笑顔をみせます。コーヒーは現在、グアテマラやキリマンジャロなど5種を取り揃え、いずれも一杯500円で提供。それぞれネルドリップで一杯一杯、丁寧に仕上げていきます。





コーヒー豆の中には、地元飯塚の焙煎工房で仕上げてもらうというオリジナル焙煎、また、店で丁寧に豆へ火を入れる自家焙煎もあります。「自家焙煎はまだまだ修行中です」と謙遜する野中さん。とはいえ、一口、口に含めば、ネルドリップ特有のやわらかいタッチの苦味が広がり、時間が経つにつれ、甘みが顔を出していく納得のクオリティです。





営業は大きく昼と夜の二部制になっていて、12:00〜16:30はコーヒーの時間。明るい店内でのんびりとコーヒーが楽しめます。ランチは当面、プレッツェルを用いた1種を用意。お客さんの要望を受け、これからパスタランチを増やす予定ですが、ランチに力を入れるというわけではありません。あくまで主役は一杯のコーヒー。その思いは夜の営業にも通じます。



18:30〜24:00は日本酒バーに。日本酒文化を広げるために活動するコーディネーター・松本さんと意見を交わしつつ、このお店ならではの個性が生まれるラインナップを心がけているそう。



日本酒は3ヶ月に一度のペースで、テーマを設けつつ切り替えていきます。現在は熊本・大分の復興をテーマに、それぞれの土地で生まれた地酒をストック。取材日には、福岡ではここでしか飲めないというレアな銘柄もありましたよ。


↑真薯はカニやパクチーなど6種前後。それぞれ450円です。写真は店主イチオシのカニ。

真薯(しんじょう)をはじめ、日本酒に合う一品も用意されています。店主おすすめの日本酒3銘柄を飲み比べできる利き酒セットなどもあり、日本酒好きから初心者まで、幅広い人々に門戸が開かれています。昼はコーヒー、夜は日本酒、それぞれに違った味わいを堪能したいものですね。
 

取材・文:山田 祐一郎
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プレイス情報PLACE

coffee&sake NINETEEN

住所 福岡市中央区警固1丁目6-26
TEL 092-707-3666
営業時間 12:00〜24:00
定休日 不定
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