ショッピング

世界で認められた日本の木製家具「マルニ木工」の特別展が開催中!

※このイベントは2016年9月4日(日)をもって終了しました。

2016年08月22日 08:00 by 山内淳

1928年に広島市で創業して以来、“工芸の工業化”をモットーに、木製家具を作り続けてきた「マルニ木工」。『H.L.D.(エイチエルディ)』では9月4日(日)まで、イタリアで開催された「ミラノサローネ国際家具見本市」で好評を博した「MARUNI COLLECTION 2016」の一部が特別展示されています。

 

「MARUNI COLLECTION」とは、100年使っても飽きのこないデザインと堅牢さを兼ね備えた家具づくりを目指し、世界に誇る日本発の家具ブランドとして国際的なデザイン感覚と日本独自の木に対する美意識、そして精緻なモノ造りの技を融合させたプロダクトのことです。プロダクトデザイナーの深澤直人氏による「HIROSHIMA」シリーズは、アームから背に繋がるラインが特徴的で、無垢の木を3次元に削り込んだフォルムの綺麗な椅子。新作のスタッキングスツールとチェアも同じイメージのラインを活かし、背とアームと座の繋がりを踏襲したデザインです。細いステンレスの光沢の脚が無垢な木質と調和しています。

こちらはデザイナーのジャスパー・モリソン氏が手掛けた「T&O」シリーズは、柔らかな四角の座と無垢の木のやさしい感触が伝わってくるデザイン。その名の通りTチェアは鉄の平板をL字に曲げて背の横板を取り付けてT型にしています。スツールの座のO型の穴が特徴的なOスツールもあります。

デンマークを代表する巨匠のひとり、ハンス・J・ウェグナーがデザインした「ザ・チェア」は、ジョン・F・ケネディとリチャードニクソンが1960年のアメリカ大統領選の討論会で座ったことで有名になり、「世界で最も美しい椅子」と称えられています。「HIROSHIMA」はそれと似た風合いと座り心地を持つ高品質でありながら、「ザ・チェア」は60万円以上もするのに対して10万円前後という手頃な価格となっています。アームから背にかけてのなめらかな肌触り、木目の流れまで意識した職人の技術力と日本人ならではの美意識が詰まった名作です。受注生産にもかかわらず、納期が約1ヶ月半と短いのも国内生産ならでは。

また、座面の張地を〈mina perhonen(ミナペルホネン)〉から選ぶこともできます。この「dop」シリーズは両面モールスキンのダブルフェイスによる生地で、使い込む内に摩擦で表面の糸が擦り切れ、裏面の糸が現れるようにデザイン。壁のポスターにある「FATHER IS BLUE,SON IS YELLOW」という言葉は、世代を超えて使用することで、時の経過と共に生地がブルーからイエローへと変化していく様子を表現しています。

工芸を工業化することで、機械加工と手作業のよさを最大限に引き出す「マルニ木工」。時代を問わず受け継がれていく家具の歴史と技術を体感してください。

取材・文:山内淳
このライターの他の記事を読む

MARUNI COLLECTION FAIREVENT

期間 2016年8月10日(水)~2016年9月4日(日)

プレイス情報PLACE

H.L.D.(エイチ エル ディ)

住所 福岡市中央区渡辺通4丁目6−20 星野ビル1F
TEL 092-718-0808
営業時間 11:30〜19:30
定休日 不定
URL http://www.hld1955.com/
PAGE TOP