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『オオカミ少女と黒王子』二階堂ふみさん、山﨑賢人さんインタビュー

2016年05月29日 15:00 by 筒井あや

八田鮎子の人気コミックをを実写映画化した『オオカミ少女と黒王子』。本作は学校でのシーンは東福岡高校で撮影されていることもあり、福岡にも縁の深い作品。お二人に福岡での撮影の思い出や作品についてお話を伺いました。

――学校のシーンは東福岡高校で撮影されたということですが、福岡での撮影はいかがでした?
二階堂
:美味しいご飯がたくさんある素敵な街で(笑)、あとは東福岡高校の先生方が良い方ばかりで感激しました。生徒数を聞いてびっくりしたんですけど、そういう生徒たちをまとめる先生というのはこんなに素敵な方々なんだなと思いました。生徒の方々も部活動などすごく大事な時間だったと思うんですけど、撮影がある からと、部活動を一旦中止してくださったり、やさしく対応してくださって。いい環境で撮影ができたので、すごく福岡好きになりました。

山﨑:すごく協力的で撮影もスムーズでしたね。本当にありがたいことだなと。福岡はやっぱり食べ物が美味しいですね。滞在は10日間くらいだったのですが、学校での撮影なので早く撮影が終わったりしたので、美味しいものをたくさん食べにいきました。

――お二人それぞれ、これまで演じてこられた役とはまた違った役どころだったと思いますが、それぞれの役をどう捉えられましたか?
二階堂
:毎回現場は違うのでいつも新鮮な気持ちで演じさせていただいていますが、この作品は、これまでに携わったことのないテイストでもありましたし、エリカとい うキャラクターも挑戦でした。高校生の女の子や観てくださる方々に寄り添えるキャラクターにしたいなと思ったので、どうやったらできるんだろう?と考えていました。でも廣木監督が“感じる”ということを大事にしてくださっていて、なので言葉では現せない気持ちのやりとりや、現場の空気感をとにかく重要視し てくださいました。なので山﨑くんとの掛け合いの中でお互いに引き出し合いながらキャラクターを構築していったという感じで、すごく楽しかったですね。
リアルに10代の制服を着ているような時には、制服を着る役柄がほとんどなかったので。そういう部分も含めて新鮮でした。でも、今、高校生という時を生きていない女性の方でも、きっと共感していただけるキャラクターにはなったんじゃないかと思います。

――山﨑さんもまた、ドSな王子というのはこれまでになかった役どころですよね?
山﨑
:今までも少女漫画が原作の映画に出演させていただいて、それぞれ全然違う役ではあったんですけど、今回は自分にとっても挑戦的な新しい役でした。普段言わないような台詞も多かったので、演じていて楽しかったですけど、恭也はキャラが強いので、キャラっぽくなりすぎないように、漫画的になりすぎないようにと いうことはずっと考えていました。それをどう演じたら自分もしっくりきて、観ているお客さんも観やすいか。どうやったらリアルに見えるかなというのを考え ていましたね。廣木監督が現場で自由にやらせてくれたというのが、僕自身うれしかったですし、ふみちゃんとの掛け合いの中で生まれてくるものもたくさん あって、撮影はすごく楽しかったです。

――6年ぶりに共演されてみて、お互いに成長したなとか変わったなと思う部分はありましたか?
二階堂
:山﨑くんはデビュー作だったんです。山﨑くんは周りの先輩方や、演出をされる方の言葉を頭で考えないで、すんなり身体に取り込み事ができる人だなと、その時は印象を持っていました。でも会わない間に色々な作品で女の子の憧れの対象となるようなキャラクターを演じてきたからこそできるお芝居や現場での居方が あって、私も学ばせていただくことがたくさんありました。お互いその時は15歳だったのですが、今は成人してからの共演だったので、お酒を飲みながら話ができたりして、すごくいい時間になってよかったなと思いますね。

山﨑:変わったという面でいうと、そんなになくて、ふみちゃんは昔から変わらないなと。6年前は僕のデビュー作だったんですけど、その時からふみちゃんは同じ年 とは思えないほど自分を持っていてしっかりしていて、かっこいい女の子という感じだったんです。お互いに6年間にあった色んな事を話ができて、いい時間に なりました。

――『オオカミ少女と黒王子』はどんな作品になっていると感じられていますか?
二階堂
:映画としてはすごく贅沢な作品になったなと思っています。身軽な気持ちで観たら、スゴいものがぎゅっと詰まっていた、そんな作品になったなと思っていま す。それがこの映画のひとつの挑戦でもあるし、仕掛けでもりますし。映画的なおもしろいカットがたくさんあって、映画好きな方が観ても面白い要素がたくさんあると思いますし、普通に女の子が観ても、この二人のことを応援したくなると思うんです。ホントに観ている方々が作品に寄り添いたくなるような作品に なったと思うので、それぞれのキャラクターの成長と二人の面白い関係性を楽しんで頂けたらなと思いますね。

山﨑:僕もそう思います(笑)。この映画で廣木監督の世界観に触れるいい機会になると思います。今まで観たことがないような、映画になってたなと。もちろん恋愛 映画なので、好きになったときの力っていいものだなと思ってもらえたらうれしいですね。あとはふみちゃんが言ってくれました(笑)

 

『オオカミ少女と黒王子』はTOHOシネマズ天神、T・ジョイ博多ほかにて
5月28日(土)全国ロードショー

取材・文:筒井あや
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