グルメ

天神のど真ん中に生まれた開放感溢れるリバーサイド・ダイニング

2016年05月02日 12:00 by 山田 祐一郎

西鉄福岡(天神)駅から徒歩3分の場所にある。そう聞けば、誰しもが大都会のど真ん中を想像するはずです。ところが、この店はそんな想像をいとも簡単に跳ね除ける意外なロケーション。4月中旬にオープンした「リバーサイドコマツ」は、その名の通り、川沿いに面したヌケ感あるカウンター主体の角打系ダイニングバーです。

↑川辺に佇む絶好のロケーション。路地裏にあり、隠れ家チックな雰囲気もあります。

 

「コマツ」と言えば、大名、今泉に展開する人気グループ。お店によって提供する料理も違えば、店そのもののコンセプトも異なります。4号店となる「リバーサイド コマツ」はいわゆるビストロで、フレンチや炭火焼き料理、スペイン料理などをワインと一緒に気軽に楽しめるスタイルです。

↑メニュー表もおしゃれ!

真っ先に抑えておきたいのが、メニュー表の中央にある「THE リバコマ」と謳われた品々。「極上レバーマリネ赤ワインソース」(680円)や「はかた地鶏のせせりたれ焼き」(680円)、「C.F.C(コマツ・フライド・チキン)」(780円)など、どれも興味をそそるものばかり。

↑「極上レバーマリネ赤ワインソース」(680円)。赤ワインによる濃厚なソースで、レバーの濃密なコクを際立たせています。

↑「はかた地鶏のせせりたれ焼き」(680円)。タレの旨味が染み渡る一品です。

 

メニュー表の周りを見渡すと、牛、豚、鶏の肉メニュー、サラダ&野菜、炭火焼き、久留米から仕入れるという自慢の馬肉料理、さらに燻製料理など、その大半が1,000円以下で楽しめます。ワインに合う小皿料理もあり、様々なシチュエーションで利用できること請け合いです。

↑「エビのアヒージョ」(780円)はぜひワインと一緒に。

また、最近、東京でもにわかに話題沸騰中の食材、パクチーを推している点も感度の高さをうかがわせます。佐賀県武雄市の「江口農園」で農薬を使わずに育てられた「たけおパクチー」は「おっかけパクチー」(380円)として提供。

↑これがその「おっかけパクチー」。通称、追いパク。

例えば、これ一つ注文しておけば、ポテトフライに添えても良し、サラダに合わせても良しの大活躍ぶり。中でもフライドチキンやステーキ、ベーコンの炭火焼きなど、肉との組み合わせはテッパンです。

↑「牛ハラミのステーキ&フリット」(1480円)。これもパクチーとの相性抜群です。

アルコールで目を引くのが“がぶ飲み”と書かれたワイン&スペークリングワイン。ハウスワインは赤白ともに480円で、たっぷりと注いでくれます。もちろんスペークリングも同様。そして、450円という嬉しい価格に設定されたチューハイとハイボール。特にチューハイは大分県産のカボス、瀬戸内のレモンなど、ちょっと飲んでみたくなる素材の組み合わせが目を引きます。

↑ドリンクのジョッキもかっこいい!
 

しっかり飲んで、しっかり食べられる。リバーサイドの穴場店は、使い勝手の良さが記憶に残ります。口コミしたくなること請け合いです。

取材・文:山田 祐一郎
このライターの他の記事を読む

プレイス情報PLACE

リバーサイド コマツ

住所 福岡市中央区渡辺通5丁目24-1
TEL 092-734-3005
営業時間 17:30~翌1:00(金・土曜は翌3:00まで)
定休日 不定
URL https://www.facebook.com/riverside.comatsu/

関連するトピックスTOPICS

PAGE TOP