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映画「僕だけがいない街」の藤原竜也さんと平川雄一朗監督が来福しました

2016年03月14日 12:00 by JUN

 時間が巻き戻る“リバイバル”という不思議な現象に巻き込まれた主人公が、現在〈2006年〉と過去〈1988年〉を行き来しながら、無実の罪を着せられた2006年の〈母親殺害事件〉と、18年前に同級生が犠牲になった〈連続誘拐殺人事件〉の謎と真犯人に迫る《時間逆行ミステリー》の傑作漫画「僕だけがいない街」が、実写映画化されました。
 3月19日(土)の公開に先がけ、主人公・藤沼悟を演じた藤原竜也さんと、平川雄一朗監督が来福。作品にまつわるお話を伺いました。

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——漫画原作の映画といえば、これまで「るろうに剣心」や「カイジ」などのシリーズで強烈なキャラクターを演じられた藤原さんですが、本作の主人公・悟は、リバイバルすること以外はごく平凡な男性です。今回、撮影に入る前に事前にご準備されたことなどはありますか?
藤原:撮影に入る前は、普段のクランクイン前の心境と特に大きな変化は無く、準備したことは特にありません。役柄に関しては、監督にうまく演出してもらって、仕上げてもらいました。この映画は悟の成長ストーリーでもあるので、リバイバルするという特殊な面もありますが、“平凡な日常を生きる、ある青年”という側面を強く出してもらえたのは、監督の演出のおかげだと思います。
監督:竜也くんは普段のオーラがすごいんですが、芝居に入った時にはそのオーラをスッと消していて。さらに、悟は比較的ネガティブ寄りな男性なので、引き算のお芝居をしてもらいました。対して、ヒロインの愛梨(有村架純さん)がポジティブな人物なので、大きな、足し算のお芝居をお願いしたという感じですね。

——悟は正義感がありつつ、不器用な人物だと思いました。演じてみていかがでしたか?
藤原:役柄的には自分に合っていたというか、入り込みやすくて、演じていて楽しかったです。平川組で一ヶ月位撮影をしている中で、大変なこともありましたが、そういう部分とは別に、現場自体も緊張感を途切れさせることなく、且つゆったりとした流れの中でやっていて、すごくリラックスしながら集中して撮れました。悟のように、一つのものを信じて強い行動に出るなんて、簡単にはできないと思います。それまであと一歩を踏み出すことができなかった彼が、信念を持って突き進むのは偉大なことだと思いました。

——SF的な題材が使われていながらも、不思議とリアリティを感じる作品でした。
監督:漫画って、呼吸はしないじゃないですか。でも実写だと、出演者の呼吸がある訳で。漫画では成立することが、実際に生きている人達になると通用しないことが多くて、その辺りを修正しながら作っていったことが、ヒューマンな映画になっている理由な気がします。

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【あらすじ】
藤沼悟(藤原竜也)は、ピザ屋のアルバイトで配達中に何度も時間が巻き戻り続ける〈リバイバル〉という現象に巻き込まれる。周囲の違和感を察知して、暴走するトラックから小学生を助けた悟だが、その代償として自分がはねられてしまう。病院に付き添ってくれたのは、バイト仲間の愛梨(有村架純)。他人に対して距離を置く悟に対し、彼女だけはなぜか気後れせずに接してくれるのだった。数日後、悟の看病のために上京してきた母親の佐知子(石田ゆり子)とスーパーで買い物中、またしても〈リバイバル〉が発生するが、少女の手を引くある男の姿に佐知子が気付いたことで収束する。しかしその数日後、悟のアパートで佐知子が何者かに包丁で惨殺されてしまう——。

【公開】2016年3月19日(土)より、T・ジョイ博多、TOHOシネマズ天神、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡ほかにて全国ロードショー

【オフィシャルサイト】http://wwws.warnerbros.co.jp/bokumachi/




©2016 映画「僕だけがいない街」製作委員会

取材・文:JUN
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