グルメ | 新店舗オープン

店主が笑顔で迎えるカウンターで、弾む対話を

2016年03月06日 08:00 by 木下 貴子

平尾にあるワインカフェ「LIVING D」の姉妹店として、警固本通りに小バコなダイニング『うりぼう』がオープンしました。こちらはワインと日本酒が中心。ドリンクもそれにあわせて、和食と洋食の両方を揃えます。グラスは日替わりで赤・白ワイン、日本酒が2種類ずつ。白ワインと日本酒は香り豊かなものを選び、赤ワインはどの料理にもあわせやすいように繊細なタイプを出しています。「料理は和洋折衷ではなく、和食は和食、洋食は洋食ではっきり意識してご用意しています」とご主人・清水義雄さん。「お酒との相性もありますが、お2人以上で来店された時、それぞれ食べたいものが違っても好きなものを選んでいただけるようにしたかったんです」。

イタリアンの世界で経験を積んできた清水さん。「日本とイタリアは国のかたちが似ているためか、調理法用や食材の扱い方など、料理の考え方が近いように思います」。和食も大好きで、自炊やまかないでもよく作っていたというその腕を、この店で発揮することができました。おばんざいなど家庭料理が中心ですが、やはり料理人ならではの手腕が光るメニューが並びます。よくみると「セロリのソテー真夜中風」「なま温かい茶碗蒸し」といった、名前だけではよくわからない、でも気になってしまうメニューがちらほら。「お客さんと対話が楽しめる店にしたくて。だから、話のとっかかりになるようあえて分かりづらいメニューも入れました」。「おまかせスペシャルパスタ」も同様の意図で作ったメニュー。こちらは店からの提案ではなくて、お客からどんなパスタを食べたいかリクエストを受けて作るといいます。

スタートを切ったばかりの今は、どんな料理が食べられる店かを知ってもらうためにリクエストはパスタのみに絞っていますが、「できればもっとリクエストを増やしたい。メニューなくてもいいぐらい、の店が理想です」と笑う清水さん。いずれはさらなるワガママに応えてくれる店になるかもしれません。が、まずしばらくは、メニューにオンリストされた得意料理をおおいに楽しみましょう。もちろん、清水さんと気軽に話せるカウンターに座って。




【1】お一人様限定メニュー「うりぼう定食〜小さな甘味付き〜」(1,650円)は付きだし、おまかせ前菜2種、パスタ、甘味がセットでこのお値段! この日はつきだしに「ポテトサラダ」、前菜が「牛のハツのスモーク」と「真サバのカルパッチョ」でさらに「自家製ピクルス」と「里芋のふかし」が添えられています。パスタは「シンプルなトマトソースのスパゲッティ」。ボリュームも内容も大満足。お酒も日本酒、ワインと両方いけます!
【2】陶芸家のご友人にオリジナルで作ってもらった取り皿と箸置き。こういったところにもあたたかみを感じるお店です
【3】カウンターが7席、テーブルが10席の小バコ。和モダンな空間で女性やお一人様も入りやすい雰囲気です。ちょい飲みも気軽にできます。定休日の火曜は店主が変わってシェリーバーになるそう。そちらも気になります

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

わいんとお酒とお料理 うりぼう

住所 福岡市中央区赤坂3丁目12−16
TEL 092-753-9615
営業時間 18:00〜翌1:00
定休日 火曜
URL http://livingd.bbplus.net/uribou.html
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