グルメ | 新店舗オープン

カウンター席のみのステーキハウスで贅沢なひとときを

2016年03月01日 08:00 by 木下 貴子

寿司屋を彷彿とさせる清潔感のある立派なカウンター。凛とした空気感に心地よい緊張感が生まれます。このカウンターを舞台に、目の前で肉や魚介、野菜を次々と焼いていくのは店主・田中裕二さん。小倉にある「ふじさき屋」、「一麿」という2軒の老舗ステーキハウスで経験を積み、独立して2月2日に「田中屋」をオープンさせました。両店あわせて14年間修業し、素材の選び方や焼き方から接客まですべて叩きこまれたという田中さん。カウンターに立ち、お客1人ひとりに目を配り、気を配り、これまでの経験を存分に発揮して料理を手掛けていきます。

メニューはアラカルトもありますが、コースがおすすめ。コースは、前菜は「グリーンサラダ、海鮮焼き」or「肉厚しゃぶサラダ」、メインのステーキは「サーロイン」or「ヒレ肉」、〆は「ガーリックライス、味噌汁」or「ガーリックトースト、コーンポタージュスープ」と、それぞれ好きな方を選べます。これに5種の焼き野菜、デザート、コーヒーが加わって値段は、メインに「サーロイン」を選んだ場合が7,500円、「ヒレ肉」を選んだ場合が8,000円です。

肉は九州産黒毛和牛に決めていますが、安定して質のよい肉を仕入れるためにも産地はあえて限定しません。「小倉時代から長く付き合いのある肉屋さんから仕入れています。お互いの信頼関係もあって、いい肉を提供してくださいます」とそこは絶対の自信。「ステーキ屋なので、肉をしっかり食べてもらいたい」と、コースのステーキでもサーロインは200g、ヒレ肉は150gというボリュームで出すため、「あまりサシが強いとこの量は食べこなせませんから」とサシがほどよく入った肉をセレクトしています。

鉄板焼きは、焼き加減が勝負。肉の厚さ、種類、お客の食べるペースなどにより焼き方がまったく異なるといいます。ベストな状態で料理を出し、丁寧な接客をするためにも予約の時間が重なったら少し時間をずらすなどの配慮も。「記念日や特別な食事として来てくださるので、こちらもできるだけの美味しい料理とよいサービスで応えていきたい。1人でやっているからこそ気が抜けないところです」。席は8席ありますが、貸切を除き満席にならないようにしているのもそのため。こちらの好みやペースにあわせ、目の前でタイミングよく焼いてくれる。しかもこの空間と時間をシェアできるのはわずか数人のみ。「個室感覚でご利用ください」と田中さん。贅沢なひとときを演出してくれます。




【1】ステーキはパンの上にお肉を乗せるという珍しいスタイル。最後に肉汁がたっぷり染み込んだパンにモヤシを挟んで食べると最高!
【2】前菜の「海鮮焼き」は日替わりで。赤座海老やホタテなど、肉とはまた一味ちがった鉄板焼きの魅力をどうぞ
【3】清潔感を意識して黒で締めたという空間。場所も春吉の裏通りにあり、隠れ家的な雰囲気です

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

田中屋

住所 福岡市中央区春吉3丁目14−32
TEL 092-711-7700
営業時間 17:00〜24:00
定休日 日曜
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