グルメ

ワインと料理の最高のマリアージュを目指して

2016年01月07日 12:00

予備知識なしに友人や恋人を連れていくと、なかなかのサプライズになるかもしれません。なにしろ場所はほとんどがスナックで埋まったテナントビル。1Fエレベーター周辺は暗めですが、ここでひるまないように。5Fまで上がってドアを開ければ、上質感ただよう端正な空間が目の前に現れるのですから。

オーナーソムリエの荒木剛さんが、盟友のシェフである榎本将太さんに声をかけ、昨年12月9日にオープンした『グット ドール』。コース料理それぞれの皿にベストマッチのワインを選ぶことで、料理&ワインのより深いよろこびを知ってほしい──とのコンセプトを秘めたレストランです。「どの料理にも、それぞれ良く似合うワインがあります」と荒木さん。「1皿ごとにワインを変えながら、コースの最初から最後まで夢見心地で過ごしていただけるのが理想ですね。そんなリクエストがあれば全力でお応えし、普通ならまずグラス用には開けない高級ワインもどんどん抜栓していきますよ」。グラスでも良いし、もちろんボトルで通すもよし。気軽に荒木さんと相談しながら、心地よいひとときを楽しんで下さい。

また、旨さの核心を掘り下げることに専念した榎本シェフの料理も美味。どの料理もワインと引き立てあうよう、内容は必ず二人で話してから決めるのだそうです。ここまでマリアージュやペアリングに強い想いを持った店も少ないのでは? そんな志ある店づくりにいそしむ荒木さんですが、実は大名の「あら木」のオーナーでもあると知って納得。あちらはワイン&天ぷらという意外性ある提案で人気を博していますが、ワインの新たな可能性を模索する冒険心は、確かに『グット ドール』にも感じられました。

加えて、生花の香りや真空管オーディオの音色がやわらかく浮遊するフロアが好感度大。シックな要素とカウンター席のカジュアル感がうまく溶けあい、使い勝手も広そうです。コース料理は5,800円と8,800円の2種(前日まで要予約)。ワインはフランスとイタリアを中心に約200本を用意。グラスワインは900円から、ボトルワインは5,500円から提供しています。




【1】サックリした食感が楽しい「鰆のカダイフ 春菊のソース 柚子の香り」。春菊と柚子の香りが融合する味わいも絶品。
【2】冬場にはジビエも登場。味に深みのある「自家製麺のタリアテッレ 蝦夷鹿のラグーソース」。
【3】ともに「ラ ニッシュ」出身の名コンビ、オーナーソムリエの荒木剛さん(右)とシェフの榎本将太さん。

プレイス情報PLACE

Goutte d’Or(グット ドール)

住所 福岡市中央区警固2丁目18−13  オークビルI−5F
TEL 092-715-1610
営業時間 12:00〜14:00(火〜土)、18:00〜24:00(フードOS21:00)
定休日 日曜
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