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映画「はなちゃんのみそ汁」広末涼子さん、滝藤賢一さん、阿久根知昭監督、赤松えみなちゃんが舞台挨拶に登場!

2015年12月04日 12:00 by JUN

福岡在住の安武信吾さんによる、がんを患った妻と幼い娘との日々をつづったエッセイ「はなちゃんのみそ汁」が映画化されました。公開に先がけて行われた舞台挨拶つき試写会に、広末涼子さん(妻・千恵役)、滝藤賢一さん(夫・信吾役)、阿久根知昭監督、そして娘・はな役の赤松えみなちゃんが登壇。地元・福岡が舞台の映画ということもあって会場のイムズホールにはたくさんのお客様が集まり、大変賑やかな舞台挨拶となりました。

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福岡の実在の家族の物語ということで、愛宕神社や大濠公園など、馴染み深い風景が随所に登場する本作。福岡ロケは3日間に凝縮して行われ、そのうち2日間は生憎の雨だったそうですが、唯一晴れた日に撮影された津屋崎の海岸の美しい夕景は見どころの一つで、阿久根監督が太鼓判を押すシーンでもあります。

劇中では役者さんが博多弁の台詞を喋りますが、広末さんも滝藤さんも、やはりイントネーションなど台詞回しで大変な部分が多かったそう。しかも広末さんの場合は、演じた千恵さんが長崎県の大村市出身なので、実家の家族と喋るシーンでは大村訛りになるという、方言の使い分けが必要でした。「九州弁の台詞自体が初めてなので、正直、博多弁と大村弁の違いが分かりませんでした。とりあえず方言指導の先生の音のままを丸暗記で入るところから始めましたが、九州の方が映画を見て、ちゃんと変化が出ていたとコメントをくださったのでホッとしています」とは広末さん。初めてのチャレンジながらも、見事に使い分けができている台詞回しにご注目ください。また、滝藤さんも事前にリサーチをして、衣装合わせの段階で既に博多弁を喋っていらっしゃったとか。台本にもびっしり書き込みをして、方言の台詞に対してのご努力は並々ならぬものだったようです。

実際に千恵さんを演じてみて、「不思議な位、現場で千恵さんと同化していたような錯覚があって、もしかしたら現場で背中を押していてくれていたんじゃないかな、守ってくれていたんじゃないかなという感覚がある位でした」と語った広末さん。実在の人物なだけに、感情や台詞に迷いが起こらず、ご自分の中でどっしり構えて演技ができたそうです。

「初めて安武さんとお会いした時、僕で良いんですか?と聞いたら『滝藤さんじゃないとだめです』とおっしゃっていました。なのに今日会って話したら『実は福山雅治さんにやって欲しかった』と言われて。どういうことだそれ!って。ちょっとショックを隠せません(笑)」という冗談まじりのエピソードを披露した滝藤さんですが、本作を語り部的なポジションで引っ張る味わい深いキャラクターで、そのお姿を例えて言うなら、まるで絶妙なダシがとれた温かいおみそ汁のようでした。

壇上では、11月25日にお誕生日を迎えた阿久根監督に、えみなちゃんがサプライズで花束を贈る一コマもありました。心温まる家族の物語にふさわしく、笑顔で締めくくられた舞台挨拶。笑いあり、感動の涙ありで綴られる映画「はなちゃんのみそ汁」は、12月19日(土)より福岡県内先行上映です。

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【あらすじ】
新聞社勤務の信吾は、取材の申し込みにやってきた大学院声楽家の千恵と、ひと目で恋に落ちる。ところがある日、千恵は乳がんを宣告される。不安に怯える千恵に優しく寄り添う信吾は結婚の覚悟を決め、晴れて二人は夫婦となった。抗がん剤治療の影響で出産を諦めていた千恵だったが、ある時妊娠が判明。がん再発率が高まるというリスクを抱え、葛藤しながらも産むことを決め、そうして長女のはなが誕生した。しかし家族3人の幸せな日々は長くは続かず、千恵を再び病魔が襲うのだった——。

【公開】2015年12月19日(土)より、TOHOシネマズ天神、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡ほかにて福岡県内先行上映

【オフィシャルサイト】http://hanamiso.com/
 




© 2015「はなちゃんのみそ汁」フィルムパートナーズ

取材・文:JUN
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