グルメ

「ボジョレーヌーボーなんて…」って見逃すと、今年はソンしますよ!

2015年11月18日 18:00 by ソノユウ。

その昔、カウントダウンといえば
「ボジョレーヌーボーの解禁日」でした。

11月第3木曜日。

ホテルのレストランで
おおよそ誰もが惜しみなく
ボジョレーヌーボーに「ン万円」を支払って
お祭り気分でその日を楽しんでいたのは
バブル真っ只中の、80S。

なのに、
ワインが日本の食卓にも広がった現在では
「えっ?ボジョレーヌーボー?今さら飲まないわよ〜」
なんて声がワイン評の
スタンダードになっているようで…
かくいう私も、その一人。
いや、“でした”。

けれど、今回の取材で、
ある意味、目からウロコ。

行ってきたのです、
ソラリアプラザ地下2階に
今年オープンしたワインショップ
「テロワール」に。

「11月19日(木)、
今年もボジョレーヌーボーの解禁日がやってきます。
ボジョレーヌーボーのポジショニングって
確かに高くはないと思います。
けれど、ボジョレーヌーボーって実は奥が深いんですよ」
とは、テロワール店長・松田さん。

そこからの40分、松田さんが語る、
引き込まれるようなボジョレーヌーボーの
知られざる(少なくとも私には…)真実に
すっかり、あっさり、感服し
“今年、ボジョレーを買う派”に
回ったのでした。

だって、毎年、毎年
「今年のボジョレーヌーボーは出来がいい」
と言われていますからね…

「毎年いい、だなんて、ちょっとウソっぽくないですか?」

そんな不躾な質問をしたにも関わらず、
松田店長がナットク!のアンサーを
すらすらと語ってくれたのですから。

ホントに今年はスゴいようですよ。
以下、松田さん談。

「毎年<いい>と言われてますからね、確かに宣伝文句っぽいですよね(笑)。けれどその<いい>には根拠があるんです。天候です。ワインはぶどうが育つ天候に大きく左右されます。今年は奇跡の年といわれています。ワイン史上、最上の出来と言われた1947年、2009年の天候に似ていて、雨が少なく、日照量も非常に良かったんですね。今夏は暑い日が続いて過熟も心配もされたんですが、収穫前の8月8日の週に雨が降って、ブドウが「過熟せずに呼吸する」いい機会となったんです。それまで日照量も多かったのでブドウの皮が厚くなり、ブドウ自体が小粒に。それによって自然糖度がぐっと上がって1947年、2009年に近くなったというワケです。糖度が十分だったので、ブドウのみのナチュラルで凝縮感のあるワインに仕上がったのです。ただし、ブドウが小粒だった分、今年のボジョレーヌーボーの供給量は昨年の25%減!早く売り切れてしまうことが予想されます」。

この回答、いかがですか!
私が通訳してよいのならば、こうです。

「今年のボジョレーヌーボーは、天候に助けられ、史上まれにみる奇跡の年と言われています。ナチュラル感、そして凝縮感というワインの旨みを堪能できる…つまり、それは忘れられがちな“地産地消”というワインの特性(味)をもっとも感じることができる年ということ。だからゼッタイ買い!なのですよ、今年は」。という、感じでしょうか。

解禁日は、明日ですよー!




【1】店長の松田さん。「ボジョレーヌーボーはフレッシュなので食中にしっかり冷やして飲むのがおすすめ。通常のワインより2℃低い14℃くらい。ロゼだと8〜10℃くらいしっかり冷やしましょう。食事の合わせ方は自由で、なんでもよく合いますよ。解禁日には<エノテカ>初登場の高品質ヌーボー『ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー・アンフォーゲッタブル』の樽を開けます!テロワール名物『樽バー』です。『樽ボジョレー』をぜひ、試飲にいらしてください」

【2】松田さん、イチオシ!のボジョレーヌーボーはコレだ!『ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー“プレミアム・レゼルヴ”』(5,400円・750ml)。パリの名門レストラン「タイユヴァンのワインリストに選ばれた最高品質のもの。「まさにベスト!ボジョレーヌーボーです」と、松田さん。

【3】今年4月にソラリアプラザにオープンしたワインショップ【テロワール】。テイスティングバーを併設しており、テイスティングイベントやワインセミナーを随時開催。日本ソムリエ協会認定ソムリエ、ワインアドバイザーが常駐。

取材・文:ソノユウ。
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テロワール

住所 福岡市中央区天神2丁目2−43 ソラリアプラザB2F
TEL 092-733-7531
営業時間 10:00〜21:00
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