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大ヒット公開中!『図書館戦争 THE LAST MISSION』佐藤信介監督インタビュー

2015年10月25日 08:00 by 筒井あや

2013年に公開され、好評を博した『図書館戦争』。公開後もファンからの続編を希望する声が相 次ぎ、10月10日(土)に『図書館戦争 THE LAST MISSION 』としてスクリーンに帰ってきます!
今回、続編を製作するにあたり、チーム『図書館戦争』が再結集!主人公の図書隊のエリート隊員で、新人を厳しく鍛える鬼教官・堂上篤(どうじょうあつし) 役に岡田准一。本作のヒロインであ り、高校時代に自分を助けてくれた図書隊員に憧れ、図書隊に入隊した新人女子隊員・笠原郁(かさはらいく)役に榮倉奈々。原作ファンから“実写化するならこのキャストで!”と熱望された、岡田× 榮倉の最強タッグが再び実現!前作同様、メガホンを取った佐藤信介監督に、ストーリーの構想から撮影秘話まで、お話を伺いました。

◆まずは、この「図書館戦争」は、最初から二部構成が予定されていたのでしょうか?
いえ、最初からではなかったですね。前作で結果がでたら、やりたいな、くらいの感じでした。ただ、前作を製作している段階で、冗談半分ですけど、次はこんなことしようとか、続編やりたいなというような話はちらほら出ていました。前作の撮影の雰囲気もよかったので、みんなで盛り上がってはいたんですけど、でも実際にやるかどうかというのはその時点では決まっていなかったですね。だけどムードとしては原作の有川先生もやって欲しいという感じでしたし、撮影して編集していく中で、そういう話がなかった訳ではないですが確定ではなかったですね。最初の映画が完成して試写をやった時に、有川先生を含めて続編をやって欲しいみたいな感じにはなってきたんです。

◆今回の構成は原作中のいくつかのエピソードがいっしょに描かれていますが監督の思惑は?
後半から、茨城県展に向かって行くというストーリーにしたかったんです。戦闘中にいろいろドラマが進んでいく感じがいいかなと。茨城県展にはどこかそういうムードがあったし、今回は太い物語の柱がずっと進行していて、それにみんなが巻き込まれたり、そこで出会いがあるとか、新しい気持ちになっていくとか、そういう全体を通した大きな戦いの物語にならないかなというのがあって。今回、手塚慧という松坂桃李くんがやっている敵役が登場しますが、その敵が明確に意志を持って登場するんです。そこに向かって図書隊がどう対峙していくのかという、いわゆる戦いの王道のストーリーになっていっているんです。前回は郁の成長を描く、みたいなと部分がメインにあったので、今回は逆に郁が巻き込まれていく、事の中心になっていくというか、それが危機として描けないかなというのがありました。なので、後半はだんだん戦いに進展していくというような感じになっています。

◆今回、キャストの方はほぼ前作と同じですが、主演の岡田准一さん、榮倉奈々さん、俳優さんとしての魅力は?
監督前作以降、みなさん大分活躍なさっておられていて(笑)それぞれにみんなが主役じゃないのか、と思うほどの役者さんになられている。この2年間でみなさんが踏んだ経験値なのかな、やっぱり独特の成長感がありましたね。郁は、凜々しくなったとも感じていたし、岡田さんも大河ドラマを1年間やられた、どうにもならないオーラが(笑)。オーラありすぎだろって思ってしまうくらいだったんですけど(笑)、撮影に入るとサクッと堂上に戻られる。堂上ってずっしり落ち着いたところもあるんですけど、ちょっとキュートな部分もあったりするので。今回、より自在にそういう部分を演じてもらえたような気がしましたね。福士くんも主役級の俳優さんですけど、撮影に入ると手塚でしかあり得ない感じにちゃんと戻って来てくれる感じがある。ルーキーさというものをきちんと持っていて、手塚に戻って来てくれる。みんなすごい安定感を持って演じていただきましたね。


【公開】TOHOシネマズ天神、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、T・ジョイ博多、ユナイテッド・シネマ福岡ほかにて公開中

『図書館戦争 THE LAST MISSION』
監督:佐藤信介 脚本:野木亜紀子
原作:有川浩(角川文庫)
出演:岡田准一、榮倉奈々、田中圭、福士蒼汰、栗山千明(特別出演)、石坂浩二 他

【オフィシャルサイト】http://www.toshokan-sensou-movie.com

取材・文:筒井あや
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