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19年の沈黙を破り、バイオレンスアクションの傑作『GONIN』が復活!9/26(土)公開『GONIN サーガ』主演の東出昌大さん、石井隆監督インタビュー。

2015年10月07日 18:00 by 筒井あや

1995年に公開され、石井隆監督作品の中でも絶大な人気を誇り、バイオレンスアクションの傑作として国内外で高く評価される、映画『GONIN』。19年の時を経て、新たな物語として続篇が9月26日(土)にいよいよ公開!
主演の東出昌大さん、石井隆監督に『GONIN サーガ』についてインタビュー。

◆本作のオファーを受けた時の感想は?
東出
19年前の『GONIN』という作品のファンでもありますので、それに出させていただけるというのはとてもありがたいなと思いました。ただ、19年の年月が経って、キャストも全く変わりますし、竹中(直人)さんも違う役で、根津(甚八)さんも出演されますが、今回は新しいものになると思ったので、前作の「GONIN」の想いを受け継ぎつつ、新しい『GONIN』が作れたらなという思いで出演させていただきました。

◆東出さんをキャスティングされた理由は?
石井
この作品は『GONIN』の続きではあるんだけど、諸事情があって、なかなか3以降が作れなかったんですね。ですが、いつか出来るかもしれないということで、この話も書いていたし、別の話も書いていたんです。いよいよ製作に入れるかも、という頃『桐島、部活やめるんだってよ』という作品を観たんです。実は橋本愛さんを観に行ったんですけど(笑)、そこで東出さんを観て素直な芝居をする人だなと思いました。それからオファーを掛けていたのですが、忙しくてなかなかスケジュールが合わなかったのですが、出演していただけそうなタイミングがあったので、その時期に撮影をスタートすることにしました。

◆根津甚八さんと共演されていかがでしたか?
東出
ご病気をされているのも知っていましたので、実は桐谷健太さん、柄本佑さんと、3人で病室を訪ねたり、奥様が書かれた本も読んでいましたし、実は根津さんは事務所の先輩なんです。
撮影中はいつも飄々とされている石井監督が、根津さんとの撮影となると熱くなっているのを現場で体感した時には、何とも言えない、その場の空気感から俳優と監督という関係以上の熱い何かが感じ取れたんです。その日の撮影後は、言葉が出なかったですね。自分がすごく揺すぶられたというか、大きなハンマーで叩かれたような感覚は初めての体験でした。誰もが思うことですけど、根津さんには今後も映画に出ていただきたいと思いますし、一人の映画ファンとして思いますし、役者でという想いに立ち返ったら、石井監督の映画の中で根津さんと共演させていただいて、これ以上のことはないと思えるほど光栄なことですね。

◆このシリーズの作品に参加することへのプレッシャーはありましたか?
東出
『GONIN』という作品はとても大きな作品ですが、正直なところあまりプレッシャーはなかったですね。実は近しい先輩たちに、この作品に携わっていた俳優さん、スタッフさんがたくさんいらっしゃって、そういう人たちから聞いている想いも知っていました。出演させていただけることは、輝かしいことですし、それは素晴らしい想いの襷だと思うので、新たに僕らで、この世界観を紡がせていただくという感じでやっていました。


これまでも様々な役どころに挑んで来た東出昌大さん。新たに石井監督の世界観の中で、またひとつ新しい俳優像を作り上げることができたとのこと。

前作を上回る豪華実力派のキャストが集い、『GONIN』に対する各々の熱い想いとともに、新たな物語を紡ぎます。前作で死闘を繰り広げた男たちが遺したそれぞれの家族--血と宿命に彩られた、新しい
『GONIN』の世界。ぜひ劇場でご覧ください!



【あらすじ】
五人の男たちが広域指定暴力団五誠会系大越組を襲ってから19年後、五誠会は初代会長・式根の孫にあたる誠司(安藤政信)が三代目となり、勢力を伸ばしていた。19年前の事件で命を落とした大越組若頭・久松の遺児・勇人(東出昌大)は堅気の道を行き、大越組組長の遺児・大輔(桐谷健太)は誠司の用心棒をしつつ、いつか組を再興させたいと願っていた。ある日、勇人の母・安恵のもとに富田と名乗るルポライター(柄本佑)がやってくる。19年前の事件を追う彼の出現により勇人らの運命が動きはじめ、誠司の愛人である元アイドル(土屋アンナ)を巻き込んだ新たな戦いが始まる……。

【公開】2015年9月26日(土)より、TOHOシネマズ天神、T・ジョイ博多ほかにて全国ロードショー

【オフィシャルサイト】http://gonin-saga.jp/

取材・文:筒井あや
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