グルメ

食材とのマリアージュ、様々な調理法…いろいろ楽しめるチーズの専門店が誕生

2015年07月10日 08:00 by 木下 貴子

熱熱のチーズをとろ〜りと野菜にかけていただくラクレット、大きなチーズを器にリゾット作り上げていくパルミジャーノ・リゾット、そして何種類ものフレーバーのチーズを用意するチーズフォンデュ…3つの看板メニューが目を引く、チーズ料理の専門店が6月16日に春吉にオープンしました。

福岡にはいろんな食の専門店がありますが、チーズ専門店とは珍しい。「グランド・メニューの9割はチーズを使用したものです。チーズ以外の味も楽しみたいというお客様のために、残りの1割と日替わりでチーズを使わないメニューも用意しています」と、オーナーシェフの緒方康拓さん。その言葉どおり、前述の看板メニューやオススメチーズ以外にも、前菜、サラダ、メイン、パスタ、ピザ、さらにデザートに至るまで、チーズを使った様々な料理がたくさん用意されています。

30歳での独立を目指し、それまでに幅広い知識を得たいと料理業界のいろんなジャンルで経験を積み上げた緒方さん。独立するにあたってベースとなったのが、調理学校時代から研究していた「チーズ」という食材です。加えてチーズ料理の専門店で腕をふるっていた経験もあり、その知識を生かして提案するのは、“チーズとのマリアージュ”。店では、フレッシュ・白カビ・青カビ・シェーブル・ウォッシュ・ハードというチーズの代表格となる6種類を、ほぼ週替わりで産地を変えながら出していき、それらと相性抜群のフルーツやナッツなどを提案していきます。チーズ料理も使うチーズと食材の相性を一つひとつ吟味したもの。「例えば、ポテトと明太子にゴルゴンゾーラを組み合わせるとめちゃくちゃ美味しいんですよ」と、日々楽しみながら料理を考案しています。また、自家栽培のバジルを手摘みして料理に使い香りで楽しませたりと、チーズ以外にもいろんなこだわりが見られます。

専門性が高いのに、気取らずに利用できるのもポイント。むしろ「若い層のグループやカップルのお客様も気兼ねなく、また女子会など気軽に楽しんでいただけるように」と、価格もリーズナブルに設定し、スタッフもどういったチーズがお好みかなど声をかけて緊張をほぐしてくれたりします。オープンして間もないのに、すでにリピーターが多いというのもうなずけます。広いチーズの世界に気軽に触れられ、チーズの魅力を深く知ることができるお店です。




【1】スイス原産のグリュイエールとエメンタールの2種のチーズを使った「選べるチーズフォンデュ」(温野菜プレート付1,480円)。チーズは、プレーン、トマト、明太、ガーリック、【2】ラクレットはテーブルで温め、その場で仕上げてくれます。目の前でとろ〜りチーズが野菜にかけられる光景は、たまらなく食欲をそそります。「名物!ラクレット」(バゲット&温野菜付1,080円)。
【3】「すべてにおいて楽しんでもらえる店にしたい」と緒方さん。奥の席には黒板を設置し、パーティーでメッセージボードとして使用してもらったり、お子さま連れには落書きできるスペースとして活用してもらっています。

取材・文:木下 貴子
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プレイス情報PLACE

チーズ酵房 Parme(パルメ)

住所 福岡市中央区春吉3丁目24−28
TEL 092-753-6766
営業時間 17:00〜翌3:00
定休日 不定
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