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映画『きみはいい子』の主演・高良健吾さんが凱旋舞台挨拶に登場!

2015年06月29日 18:00 by 筒井あや

6月27日(土)に公開した映画『きみはいい子』の舞台挨拶に、主演の高良健吾さんが登場!
第28回坪田譲治文学賞を受賞した中脇初枝の名著『きみはいい子』を、昨年、『そこのみにて光輝く』でモントリオール世界映画祭最優秀監督賞をはじめキネマ旬報ベストテン監督賞など日本映画賞を総なめにした呉美保が映画化。これまで1つの家族を描いてきた呉監督が、初めて群像劇を手掛けたことでも話題となっています。
主演は、これまで様々な話題作に出演し、現在もNHK大河ドラマ「花燃ゆ」で高杉晋作を演じるなど、いま最も注目を集めている高良健吾。共演には尾野真千子、池脇千鶴、高橋和也、富田靖子など個性溢れる実力派が集結。

◆初の先生役となる岡野匡を演じた主演の高良健吾さんは
「子供たちと接するのは楽しかったですね。撮影中は、子供だからと思って接していなかったし、むしろ大人よりもフィーリングが合ってたかもしれません(笑)。
映画の最後の方で、子供たちとのシーンがあるのですが、もちろん流れなどの段取りは大まかには決まっていたのですが、僕が生徒たちに言葉を贈るというのは、ほぼドキュメンタリーなんです。決まっている台詞を言う難しさもありますが、これまで培って来た現場の空気を壊さないようにドキュメンタリータッチでやるのも楽しいですね。
でも子供たちと共演して改めて感じたこともたくさんありました。子供の自由さというのにはやっぱり感動するんです。でもそれ以上に現場には大人の自由もたくさんあって、その大人の自由っていうのが、それ以上に感動できるんです。改めて大人も楽しいと思える現場でした。」

◆印象的だった最後のシーンについて(これは映画をぜひ観て、答えの意味を確認してください!)
「正直、観た人がどう感じ取るかでいいと思うんです。でも、僕は最後のシーンに繋げるために、それまで色んな可能性を含めた芝居をしていたんですけど、途中で監督に岡野先生は最後は絶対大丈夫なんですって言われたんです。それを聞いて改めて岡野先生の台詞をみていると、優しくないと言えない台詞だったり、優しくないと気づけない行動や言葉がたくさんあったんですね。だからこの先も岡野先生は大丈夫だと僕は思いたいです。」

◆ファンへメッセージ!
「この映画は見て見ぬ振りが出来ない問題や、何かを突きつけられる部分がたくさんありますが、でもその中にも希望はあります。原作の願いもあるし、僕たちの現場にいた人たちの祈りもあります。それがこの映画の強さですし、希望や願いがたくさん詰まっている作品ですので、ぜひ映画館で観て頂きたいですね。」

◇◇

【あらすじ】
小学校の新米教師・岡野(高良健吾)は、真面目だが優柔不断で、問題に真っ正面から向き合えない性格ゆえか、児童たちはなかなか岡野の言うことをきいてくれず、恋人との仲も曖昧な状態。
夫が海外に単身赴任中の主婦・雅美(尾野真千子)は、3歳の娘・あやねとふたり暮らし。ママ友らに見せる笑顔の陰で、雅美は自宅でたびたびあやねに手をあげていた。そんな彼女自身も、幼い頃に親から暴力を振るわれていた過去をもつ。
独居老人のあきこ(喜多道枝)は、買い物に行ったスーパーでお金を払わずに店を出たことを店員の櫻井(富田靖子)に咎められ、認知症が始まったのかと不安な日々を過ごしている。
とあるひとつの町でそれぞれに暮らす彼らが、様々な局面で交差しながら、思いがけない“出会い”と“気づき”によって、新たな一歩を踏み出すことになる——。


【公開】ユナイテッド・シネマキャナルシティ13にて公開中!

【オフィシャルサイト】http://iiko-movie.com/


©2015「きみはいい子」製作委員会

取材・文:筒井あや
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