舞台

戦後70年の今年だからこそ、上演する意味がある。JOE Companyが『ハオト』で再び福岡へ。

※このイベントは2015年7月12日(日)をもって終了しました。

2015年05月16日 18:00 by 筒井あや

10年前の戦後60年の年に、小野寺丈が初めて『戦争』を題材に書き下ろしたヒューマンファンタジー作品「ハオト」。太平洋戦争末期の東京に存在する精神病院を舞台に描き、ユーモアと鋭いメッセージを観客に突きつける作品となった。そして戦後70年の今年、10年前から決めていたという再演が決定。
作品について、代表の小野寺丈さんは
「この作品は、10年前は戦後60年の時に書き下ろして、東京で上演しました。その時にとても絶賛の声をいただきまして、10年後の戦後70年に上演しようとその時から決めていたんです。この10年間でジョーカンパニーも少しずつ大きくなって全国で上演できるようになりましたので、満を持して、戦後70年という節目に「ハオト」という作品で全国のみなさんに観ていただきたいと思っています。福岡の西鉄ホールも5回目。また福岡で上演できることはうれしく思っています。
作品は太平洋戦争末期の精神病院が舞台です。なぜ精神病院なのかというと、私は戦争自体が病的な世界だと思うんです。では病院の塀の外が狂気なのか、中が狂気なのか、どっちが尋常じゃないのか、ということを比喩で描けたらと思ったのが初演時の創作の発端でした。舞台となる病院は、当時の日本の最重要拠点になっている場所で、空襲になってもその病院だけはなぜか爆弾が投下されない。それはそこにいる何人かの患者が、特殊な患者なので、そういう特殊なシチュエーションになっています。
この10年で戦争というものは明らかに日本人にとって身近なものになったと思うんです。尖閣問題もそうだし、ネットで日本人が外国人に殺されるのが流れたり、どんどん軍備が強化されていったり、沖縄の問題もありますし。そういう意味では、この作品は上演することに意義を感じています。
戦争と聞くと、暗い作品を想像されるかもしれませんが、笑いと感動と涙が盛りだくさんのエンターテイメントの作品に仕上げました。この芝居を見終わった後に面白かったと思えて、何かしら戦争のことを考えるきっかけになったらと思っています。」

JOE Companyが描く、戦争をモチーフにした世界。果たして、どんな世界が待っているのでしょう?その答えは、ぜひ劇場で確かめてください。

公演は7月12日(日)西鉄ホールにて。
チケットは好評発売中!

取材・文:筒井あや
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JOE Company SUMMER TOUR 2015『ハオト』EVENT

期間 2015年7月12日(日)
時間 15:00
料金 前売当日共に-6,500円
主催者URL http://joe-company.com/
●会場:西鉄ホール

お問い合わせ Trinity Works(TEL:048-757-2631)

プレイス情報PLACE

ソラリアステージビル/西鉄ホール

住所 福岡市中央区天神2丁目11−3 −6F
TEL 092-734-1370
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