@babachan0223の福岡飲食店伝説

福岡の街の肉ブームを検証する!の巻

2015年03月26日 08:00 by 馬場健治

福岡の街は空前の肉ブーム!「福岡ウォーカー」の特集ではないですが、昨年から今年にかけて多くのお店がオープンしました。その多くの店がウリにしているのが「赤身肉または熟成肉」。熟成肉とは適正な温度と湿度で肉を長期間寝かせることにより、うまみ成分を引きだした肉のこと。中洲「ロティスリーアルピーヌ」、今泉「肉とワイン Naginoki Grill」、薬院「ワカヌイ グリルダイニング フクオカ」、中呉服町「ハウス 听(ポンド)」などが2月までにオープン。平尾の「ブッチャー」も3月28日に警固、4月25日は天神に新店を出すようです。「海外では赤身肉を食べるのが普通で、赤身肉は太りにくいのでいくら食べても大丈夫!」という本当か嘘か分からない話もよく聞きますがブームなのは間違いないですね。寺門ジモンを連れて福岡肉ツアーを企画したいものです。15年位前に、野間の自動車教習場の近くに、等級の低い肉を使いながらも長期間熟成することで旨みを引き出しているから美味しいという低価格のファミレスのようなステーキ店がありまして、今、思えばあれはまさに熟成肉。あの店に時代がやっと追いついたのでしょうか(笑)?

そんな赤身&熟成肉ブームのさなか、テレビ東京の『未来世紀ジパング』を見ていると、リポートタイトルが「日本の人気焼肉店がミラノに出店 果たして受け入れられるのか?」。
食に関して保守的な国・イタリアでは、肉といえば分厚い赤身の肉。霜降りの薄くスライスした和牛の焼肉はイタリア人に通用するのか?みたいなお話だったのですが、みなさん、目を丸くして「何だこれは?」「美味すぎる」みたいな反応で、ヨーロッパでは消防法も厳しく、テーブルにグリルがあるような焼肉店もなかったそう。これから日本式和牛焼肉店が増えそうな勢いです。日本で赤身の熟成肉が流行っている時に、ヨーロッパでは和牛の霜降り肉が流行るというのは面白い現象ですね。日本国内で考えると、福岡のラーメン、もつ鍋、水炊きといった有名店の味は、東京でも食べられるようになったけれど、同じ店でも東京で食べるとなかなか高い(笑)!霜降りの和牛焼肉しかり、本場で食べるのが一番安くて美味しいということで、赤身のニューオープン店にも飛びつきつつ、老舗の地元焼肉店で霜降り和牛の味も再評価して、どちらも楽しみましょう!
平尾「ロベール・エ・ルイーズ」の釜で焼く赤身肉。肉の旨みをしっかり味わえます。

取材・文:馬場健治
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