映画トピックス

映画『ソロモンの偽証』の藤野涼子さん、佐々木蔵之介さん、成島出監督が来福しました

2015年03月05日 08:00 by JUN

ベストセラー作家・宮部みゆきの作家生活25年の集大成にして最高傑作と謳われているミステリー巨編『ソロモンの偽証』が完全映画化!二部作連続公開の前篇は3月7日(土)、後篇は4月11日(土)より全国ロードショーです。

公開に先がけて行われた舞台挨拶付き試写会に、一万人の応募者の中からオーディションで主役に抜擢された藤野涼子役の藤野涼子さん(劇中の役名と同じ名前でデビュー)と、涼子の父・藤野剛役の佐々木蔵之介さん、そして成島出監督が登壇しました。

藤野さんは、本格的な演技を行うのは本作が初めて。しかしながら、この大作の中で主役を張っている姿は、非常に頼もしく目に映ります。彼女を主役に抜擢した理由を、成島監督は「目と声。若い女の子の声はキンキンしていて、しばらく聞いていると疲れちゃうんですが、彼女の声は本当に疲れないというか、耳にスッと入ってくる、映画のヒロインを演じるに値する声でした」と語り、また、父親役の佐々木さんも「初めて演技したとは思えません。映画を観ると、彼女が一万人の中から選ばれた訳が理解できると思います。最初はどういう風に演技したら良いのか分からないまま、ずっともがいて苦しんで、よく涙を流していました。それでもしがみついて、がむしゃらに向かっていっていましたね。監督から“藤野涼子を演じるんじゃなくて、藤野涼子を生きろ”と言われていて、彼女は半年以上ずっと“藤野涼子”であろうとしていました。『この映画が終わって、何が変わりましたか』と取材で質問を受けた時、彼女は『涼子を演じる前の自分がもう無くなった』と答えていました。正に全身全霊で藤野涼子を演じて生きてきたんですね。そこに僕達は感銘を受けたんです」と、藤野さんを絶賛していました。

最後に、これから映画をご覧になる皆さんへメッセージです。
「原作を既に読んでいる方は、一度そのことを忘れてください(笑)。原作者の宮部先生からもお墨付きを頂きましたので、映画は映画バージョンとして楽しんでください。原作を未読の方は、前篇を観ると多分後篇が気になって仕方がなくなると思いますが、やはり後篇の上映まで我慢して、映画を先に観てからゆっくり原作を読んで、映画と原作との違いを楽しんでください。この映画を楽しむ一番の方法です」(成島出監督)
「僕は前篇の涼子を観て、僕が14歳だった頃のことを思い出しました。その頃の人生は家庭や学校のことが大部分を占めていて、ヒリヒリ痛むような気持ちなんですよね。ではそんな時、僕ら大人達は子供達に対してどうしたら良いのかと色々考えさせられました。前篇はそんなミステリーです。後篇は本当に登場人物達が持っている心の闇みたいなものを、温かく、優しく照らして、心を浄化してくれるような映画になっています。前篇を観たら、ぜひ後篇もご覧ください」(佐々木蔵之介さん)
「中学生キャスト達がメインとなっている映画で、やはり私と同じ世代の人達に観て頂きたいなと思っています。『ソロモンの偽証』は、クリスマスに同級生の男の子が転落死したところから始まるミステリーで、登場人物が何故嘘をついているのか、何故嘘をつかなければいけなかったのか、真実と嘘を考えるきっかけになる映画ですので、ぜひ皆さんに楽しんで頂けたらなぁと思っています」(藤野涼子さん)

◇◇

【あらすじ】
クリスマスの朝。中学2年生の藤野涼子は、雪の積もった校庭でクラスメート・柏木卓也の死体を発見する。卓也はひと月ほど前から不登校の状態が続いており、遺書は発見されなかったが、警察は早々に自殺であると結論づけた。そんな折、涼子のもとに殺害の目撃者を名乗る1通の告発状が届く。校長である津崎正男のもとにも同じ内容の告発状が届いていたが、警察の捜査を受け、学校はこれを偽の告発状と結論づけ、告発者の絞り込みに取り掛かる。マスコミ報道が過熱する中、混乱する生徒たち、揺らぐ警察の捜査、保身に走る教師。さらに不可解な事件が次々と起こる。誰が、なぜ嘘をついているのか。もう大人たちに任せておけないと業を煮やした涼子は、隠された真実を暴く為、自分たちだけで学校内裁判を開くことを決意する。裁判の果てに彼らが目撃した驚愕の真実とは??

【公開】中洲大洋、T・ジョイ博多、TOHOシネマズ天神、ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13、ユナイテッド・シネマ福岡ほかにて全国ロードショー
《前篇・事件》2015年3月7日(土)より
《後篇・裁判》2015年4月11日(土)より

【オフィシャルサイト】http://solomon-movie.jp/
 




©2015「ソロモンの偽証」製作委員会

取材・文:JUN
このライターの他の記事を読む

PAGE TOP