グルメ

知覧茶が主役のレストランが薬院に開業

2015年02月10日 18:00 by 山田 祐一郎

1月11日、お茶にも、食事にも利用できる薬院にカフェ&レストランが薬院にオープンしました。主役に据えたのが、鹿児島の名産・知覧茶(ちらんちゃ)です。店主の出身が鹿児島で、さらに親戚がこの知覧茶の生産者ということもあり、「知覧茶のことをもっと多くの人に知ってほしい」という思いから開業。お茶を取り入れたメニュー展開で話題を集めています。

この店をプロデュースするのは、数多くの店舗設計を手掛けてきた「インテクレア」の中森さん。お茶というと「和」をイメージしますが、この店では、その概念を覆すような、和と洋が融合した空間に仕上げられています。店で使っている高取焼きの器の販売スペースもあり、その延長で、どこかギャラリーを彷彿させる、モダンな空間です。「お茶を落ち着いて楽しめる空間をイメージしました」と中森さんが言うように、丁寧で、上質な空気が流れていました。

知覧茶は大きく分けて6種。旨み、甘み、渋みがしっかり楽しめる深蒸し茶が3種のほか、知覧の紅茶、茎を混ぜた「特選かりがね茶」もあり、選りすぐりの和菓子やスイーツと一緒に味わえます。「私たちのお店ではお茶を気軽に楽しんでほしいと思っています。知覧でお茶を育てているおばあちゃんが淹れるように、なるべく現地で親しまれているやり方でお出ししているんです」。そう言って中森さんが淹れてくれたお茶は、どこか優しい味がしました。

長年フレンチで腕を磨いてきたシェフが手掛ける料理は和洋折衷。フレンチを柱にしながらも、お茶を織り交ぜた和のエッセンスも随所に感じるメニュー構成です。ランチ(12:00〜14:30)は「知覧茶寮の季箱」(1480円)といった食前茶付きのお得な御膳を用意。もう一つのランチメニュー「季節の御膳」(2,500円)は夜にも注文OKです。「季節の御膳」はスープや前菜、メインのほか、ご飯もの、味噌汁、シェフ特製のデザートが付きます。また、夜は多彩なワインと、ワインに合うアラカルトも充実。肉や魚のメイン料理のほか、前菜類も豊富です。お茶はもちろん、ワインとともにフレンチをカジュアルに楽しみたいという人にも打ってつけですよ。




【1】お茶そのものだけでなく、楽しみ方も提案。【2】「本日のお肉料理」(1480円)の一例。この日はお茶を飼料として与えたブランド豚・茶美豚(ちゃーみーとん)を使っています。【3】お茶を淹れる姿も引き立つカウンター。お茶は干菓子付きで「深蒸茶極上」(1,200円)、「深蒸茶特上」(800円)、「深蒸茶知覧」(550円)などをラインナップ。

取材・文:山田 祐一郎
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プレイス情報PLACE

ATMOSPHERE 知覧茶寮(アトモスフィア)

住所 福岡市中央区薬院4丁目18−17
TEL 092-526-3280
営業時間 12:00〜22:00 日曜:12:00〜17:00
定休日 月曜
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