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映画『マンゴーと赤い車椅子』の秋元才加さんが来福しました

2015年02月06日 08:00 by JUN

転落事故により車椅子生活を余儀なくされた主人公・彩夏の、奮闘と再生の物語。映画『マンゴーと赤い車椅子』が、2月7日(土)より全国公開となります。

公開に先がけ、彩夏役の秋元才加さんが来福。映画にまつわるエピソードなどをお話しして頂きました。

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車椅子でお芝居をするのは、技術的に難しい点もありました。街なかでの撮影もあったんですが、車椅子だと、普段歩いていて気にしなかった階段や段差でも怖く感じたし、遠回りしなければいけない場所もあったりして、この役をやらなかったら気付けなかったこともたくさんあったので、この映画をやったことで、秋元才加としても成長させてもらったと思っています。

以前、お仕事でパラリンピックの選手の方々とお話する機会があって、今回この映画に参加するに当たって、色んな想いをめぐらせながら、“私が伝えられることって何だろう”と考えつつ役をやらせて頂きました。撮影を行った国立リハビリセンターでは、実際の入所者の方々ともコミュニケーションを取って、どういう経緯で車椅子生活になったのかとか、結構深いところまで質問しました。皆さん真剣にお話ししてくださって、伺ったお話は全部彩夏の役作りに生かすことができたと思います。仲倉監督ご自身も車椅子で生活されているので、「こんな時、僕達にはこういう不便なことがあるんです」とか、動き方が間違っている時などにも、逐一指導して頂きました。これまでにも車椅子の映画はたくさんあったと思いますが、車椅子の操作や障害者の入浴シーン、障害者用の車など、障害者の方々の生活ぶりが、これまでの映画のカット割より長く使われています。

監督は「お涙頂戴の映画ではなく、障害者がしっかり今と向き合って力強く生きていることを描きたい」と仰っていて、映画を観ると、その想いの強さを感じることができます。私も完成した映画を観た時に、与えられた環境の中でどうベストを尽くしたら良いのか、逆境をどう前向きに考えて、より良い毎日を送るためにはどうしたら良いのかを考えさせられました。皆さんの背中をちょっと押せるような、“自分が変わらなきゃ、結局何も変わらないんだ”というメッセージも込められた映画なので、たくさんの方に観て頂けたら嬉しいです。

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■『マンゴーと赤い車椅子』

【あらすじ】
宮園彩夏(秋元才加)は、23歳の誕生日の夜に自室から転落し、一命は取りとめたものの、脊髄損傷で下半身の感覚を失ってしまった。入院中も、生活のほとんどを他人の手に頼るしかなく、ベッドに寝ているだけの日々。彩夏の精神状態は荒廃し、故郷の鹿児島から出てきた母の洋子(愛華みれ)や病院関係者にも苛立ちをぶつけていた。頑なに心を閉ざす彩夏の脳裏に蘇るのは、あの夜のこと——転落事故のきっかけになったのは、恋人・後藤(森宮隆)との未来のない不倫の恋だった。しかし、そんな彩夏の心を解きほぐしたのは、リハビリセンターで知り合った車椅子の仲間たちの存在や、鹿児島でマンゴーを育てて暮らす祖母・勝子(三田佳子)とのメールのやり取り。そんなある日の夜、後藤に別れを告げられた彩夏は、車道に身を投げ出そうとする。そこで彼女を救ったのは、同じ車椅子の入院患者でロックミュージシャンの五十嵐翔太(NAOTO)であった。彩夏は翔太から前を向いて生きる事を教えられ、それから彩夏は吹っ切れたようにリハビリに励んでゆく—。

【公開】2015年2月7日(土)より、T・ジョイ博多ほかにて全国ロードショー

【オフィシャルサイト】http://akaikurumaisu.com/
 




©2014「マンゴーと赤い車椅子」製作委員会

取材・文:JUN
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