グルメ

西鉄赤坂ビルに新うどん店がオープン!

2015年08月17日 10:00 by 山田 祐一郎

大正通りは実はうどんストリート!そんな記事を以前、雑誌「ソワニエ」にて書かせてもらいました。ウエスト、なか、うどん大學、松島、釜喜利うどん、唄う稲穂、杵むら、挙げ出すとキリがありません。そんな大正通りでまた新しいうどん店が産声をあげました。場所は西鉄赤坂ビルの地下1F。ちょっと前には豚ステーキ専門店「十一(といち)」がオープンし、話題を集めていたあのビルの同フロアです。

地上から階段を下って地下におりると、全面ガラス張りのオシャレなファサードが目に飛び込んできました。カウンターとテーブル席、そして奥に小上がり風の座敷があるのが外からもはっきり分かります。開放的で、ゆったりとした空間に心は踊り、さっそく中へ。

いわゆるゴボウ天うどんにあたる「水田ごぼう」、有頭海老を贅沢に使った「大有頭えび」など、厳選されたであろうお品書きに、またもや心が躍ります。うどんは一杯750円からと、やや高級路線かなと思いきや、食べてみると納得の金額。注文したのは「水田ごぼう」です。まず丼の大きさにびっくり。老舗うどん店の小ぶりな丼と比較すると倍くらいありそう。そこにたっぷりとそそがれた風味豊かなつゆ。醤油のまろやかな味わい、そして出汁のすっきりした風味が口いっぱいに広がり、どこにも謳われてはいませんが、きっと無添加で、体にやさしい食材だけで構築された味わいだと感じました。
10分ほど湯がいて仕上げられた麺はきしめんを彷彿とさせる平打ちタイプ。持ち上げるとほんのり透明感があり、口にするとしなやかなコシがありつつ、博多ならではのやわらかさも同時に堪能できました。口当たりがよく、すすり上げるとピロピロッと震えながら口に滑り込んでいきます。この感触がとっても心地よかったです。麺の量も丼のサイズに比例して十分で、うどん一杯でとことん楽しませてもらいました。


【1】「水田ごぼう」(750円)。ゴボウのコクがしっかりあり、食べ応えがあります。【2】スタイリッシュな空間で食べるうどんが新鮮な感動を与えてくれます。

取材・文:山田 祐一郎
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プレイス情報PLACE

生うろん 八幡

住所 福岡市中央区大名2丁目4−30  西鉄赤坂ビル B1F
TEL 092-715-8660
営業時間 11:30〜売り切れ次第終了
定休日 日曜

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